圧倒的なプロローグから、すでに壮大な物語が始まりそうな予感。
励ましたいと思い立ち、登場人物一覧を読むと、あまりにも「髪」への(毛)深い愛情が伝わってきて、読まずにはいられませんでした。
主人公の名前も、とある発毛剤の成分をモチーフにしていて、そのこだわりに思わず唸りました。(※髪の毛はうねりました)
髪に関するギャグが絶妙なだけでなく、推理要素もしっかり面白い。
キリのいいところで読み終え、お風呂の湯を沸かしに風呂場へ向かったのですが……。
なんと、私が使っていたシャンプーが登場人物一覧に『存在』していたんです。
いやぁ……思い出し笑いが止まりませんでした(笑)。
日常生活にまで影響を及ぼす破壊力。
ぜひ、皆様と、皆様の毛根にもおすすめしたい、神(髪)小説です。
たくさん書きたいことがありますが、
まず最初にこう書かせてください。
"こちらの小説は、100%笑えます。
だから読む時は必ず場所を選びましょう"と。
不用意にページを開いてはいけません!
腹筋が崩壊します!
特に電車の中や、周囲にたくさん人がいるような場所は避けた方が良いでしょう。
なぜかって?
それは物語の全てに、笑える要素が仕込まれているからです!!
キャラクターの名前から始まり、主人公のツッコミと……。
至るところに"ハゲ"を連想させるワードが
散りばめられています!!!
かくいう私は、2ページ目の
キャラクター紹介で無事に死にましたwwww
まだ全然ストーリー進んでない時なんだが??
読みやすい分量、文体でありながら
必ず"髪"に関するワードで締め括られる本文。
第二部からはシリアス展開であるはずなのに
それでも必ず笑ってしまうストーリー展開。
とにかくたくさんの魅力が詰まった本作は、
全読者におすすめします。
みなさま、ぜひ一緒に腹筋を鍛えませんか?
目覚めた場所は、魔王に脅かされる異世界――リーブ。
しかも勇者として召喚されたのは、日課の懸垂中に突然異界に呼び出された、謎の筋肉至上主義男。
後光が差す神々しさ(?)に迎えられたその男は、口を開けばフサフサ、飛び出すマナー語録、ついでに物理で全部解決。
「魔王は物理で倒せば良い」
「プロテインはあるか」
「マナー違反は断罪だ」
異世界の住人たちを次々と困惑させながらも、なぜか事態は良い方向に転がっていく。
世界は三層構造、天界・地上界・魔界。
国は21、魔王軍の福利厚生は手厚め。
そして何より、この勇者が一番異質だ。
暴走気味のマナー魔法(?)と、筋肉と、謎の言い回しを武器に、
世界と相容れない勇者の、ズレまくった救世伝説がいま始まる!