概要
おいトカゲ。挨拶代わりにひとつ、“竜の力”とやら、見せてもらうにゃ
路地裏で行き倒れていたリザードマンの青年・山田太郎は、何でも屋の女主人ミケに拾われ、住み込み同然で雑用に追われる日々を送っていた。太郎はそれを「竜の修行」と言い張るが、店の手伝いをしている猫人の青年トラからは「竜ごっこ」と冷笑されている。
そんな中、ミケがふと「太郎を冒険者ギルドに推薦してもいい」と口にしたことで空気が一変する。店の信用に傷がつくと憤るトラに、太郎も意地を張って応戦し、“路地裏タイマン”へとなだれ込む。観衆は面白がって集まり、賭けまで始める始末だ。
安い給料から食事代・薬代・宿代を差し引かれた結果、太郎の手元に残った給料は大銅貨一枚だけだった。ミケは、身分証のない太郎が冒険者登録できるよう身元を引き受け、明日ギルドへ行くように告げる。
そんな中、ミケがふと「太郎を冒険者ギルドに推薦してもいい」と口にしたことで空気が一変する。店の信用に傷がつくと憤るトラに、太郎も意地を張って応戦し、“路地裏タイマン”へとなだれ込む。観衆は面白がって集まり、賭けまで始める始末だ。
安い給料から食事代・薬代・宿代を差し引かれた結果、太郎の手元に残った給料は大銅貨一枚だけだった。ミケは、身分証のない太郎が冒険者登録できるよう身元を引き受け、明日ギルドへ行くように告げる。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!路地裏から始まる、街ごと生きているファンタジー
種族入り乱れる路地裏の空気、軽口と野次が飛び交う中で始まる喧嘩騒ぎ――
路地裏の一幕から物語が動き出す本作は、世界観・キャラ・テンポと魅力が満載で、気づくと先へ先へと読み進めてしまいます。
主人公・太郎の中二全開な“竜ムーブ”と、内心の等身大の戸惑い。そのギャップが物語を軽やかにし、ただのバトルものに終わらない奥行きを生んでいます。
街・人(獣)・立場が自然に絡み合い、読み進めるほど世界が広がっていく構成も秀逸。
人情味あふれるミケ姐さんの酒場に、きっとあなたも足を運びたくなるはずです。
ファンタジー好きなら、ぜひ最初から追ってほしい一作です。