種族入り乱れる路地裏の空気、軽口と野次が飛び交う中で始まる喧嘩騒ぎ――
路地裏の一幕から物語が動き出す本作は、世界観・キャラ・テンポと魅力が満載で、気づくと先へ先へと読み進めてしまいます。
主人公・太郎の中二全開な“竜ムーブ”と、内心の等身大の戸惑い。そのギャップが物語を軽やかにし、ただのバトルものに終わらない奥行きを生んでいます。
街・人(獣)・立場が自然に絡み合い、読み進めるほど世界が広がっていく構成も秀逸。
人情味あふれるミケ姐さんの酒場に、きっとあなたも足を運びたくなるはずです。
ファンタジー好きなら、ぜひ最初から追ってほしい一作です。
路地裏で繰り広げられる、蜥蜴人の青年・山田太郎と猫人トラの喧嘩試合。
「竜の力」とハッタリをかます太郎の内心はビクビク、でも使う技は本物。
対するトラは「猫人、にゃめんにゃ!」の掛け声と共に、スピードとパワーで圧倒します。
路地裏の熱気、野次馬たちの歓声、そして二人の攻防が臨場感たっぷりに描かれていて引き込まれました。
特に太郎が《岩躯》や《明鏡》といったスキルを使いこなしながらも、内心では冷や汗をかいているギャップが最高です。
衛兵乱入という「お約束」で終わるのも、この街の日常感があって良いですね。
これから二人がどう関わっていくのか、続きが楽しみです!