概要
喉を塞ぐ板、吸血する虫箱。科学が怪談を攻略するロジカル・ホラー。
喉に詰まった見えない板、謎のふらつき。その怪異、漢方で治せます。検査結果は「異常なし」。でも、そこには確かに生徒の命を吸い取る五つの「虫箱」があった。
除霊でも解明でもない、必要なのは「適切な処置」だ。医師と高校生、そしてAIが文芸部の怪談集をカルテとして読み解き、怪死と発病の境界線を合理的に攻略する。 地下に残る禁忌、そして若すぎる教師が抱える14年の嘘とは。 これは、説明よりも“扱い方”を残すための、戦慄のメディカル・ロジカル・ホラー。
除霊でも解明でもない、必要なのは「適切な処置」だ。医師と高校生、そしてAIが文芸部の怪談集をカルテとして読み解き、怪死と発病の境界線を合理的に攻略する。 地下に残る禁忌、そして若すぎる教師が抱える14年の嘘とは。 これは、説明よりも“扱い方”を残すための、戦慄のメディカル・ロジカル・ホラー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!怪談の発生と伝播と記録。その記録も又、怪談。
これは、とある高校とその周辺て起きた
様々な怪談についての一連の報告と、その
事実についてを当事者の証言として纏めて
ある報告書の貌をとるもの。
そもそも 怪談 というのは粗方が創作で
あり、仮に事実であったとしても、そこに
体験者自身の感覚が影響を持つだろう。
本調書に於いては、それぞれが略ほぼ全く
無関係の人たちが同様の体験をしたという
ところが興味深い。
とはいえ、これは怪談の検証であって
それ自体が怪談の様相を呈するものだ。
物事には必ず、原因がある。
そしてそれに応じた結果がセットされて
いる。これをして、因果応報というが、
さてこの高校周辺で起きた怪異とは
一体どんな因果…続きを読む