これは、とある高校とその周辺て起きた
様々な怪談についての一連の報告と、その
事実についてを当事者の証言として纏めて
ある報告書の貌をとるもの。
そもそも 怪談 というのは粗方が創作で
あり、仮に事実であったとしても、そこに
体験者自身の感覚が影響を持つだろう。
本調書に於いては、それぞれが略ほぼ全く
無関係の人たちが同様の体験をしたという
ところが興味深い。
とはいえ、これは怪談の検証であって
それ自体が怪談の様相を呈するものだ。
物事には必ず、原因がある。
そしてそれに応じた結果がセットされて
いる。これをして、因果応報というが、
さてこの高校周辺で起きた怪異とは
一体どんな因果によってもたらされた
ものなのだろうか。
それを今から当事者たちの証言を以て
検証してゆく……。