バード・ベース所属の若きエース、一条竜。
彼が守りたいのは──かつて一緒に笑った仲間の「日常」だった。
朝の食堂、幼なじみの薫と交わした、たわいない約束。
「今度、みんなで彗星を見に行こう」
だが、ほんの数分後、彼らの日常は激変する。
港区に出現したのは、炎山怪獣ボルメラー。
東京は一瞬にして火の海と化し、友人たちは避難民となった。
少年は出撃する。
絶望の熱線が降り注ぐ中で。
「絶対に、守り切る」──その一心だけを支えに。
だが、戦いはそれだけでは終わらなかった。
怪獣を圧倒した「謎の白き巨人」、
そして蒼き炎で蘇るボルメラーの第二形態。
都市は崩れ、心もまた揺らぐ。
それでも、誰かの手を取るために。
少年たちは諦めない。
これは、終わらない戦火の中で交わされた、
たったひとつの「約束」を信じ続ける物語。