概要
獣人を率いる偽りのケモナー戦記
ゼフィール・フォス・シダーティガー・シートンは秋津洲風の名乗りであり、姓がゼフィールで名がシートンである。
ゼフィール子爵家の長男。ただ妾腹のため嫡男ではなく、名も四男を示すフォスの称号を与えられている。動物好きで知られて動物が好きすぎてついには分家に追い出された祖父によく似ていると、評判の男であった。
そのシートンは獣人好きだろうからと、獣人を集中配備した部隊にあった。
注意:書籍版はカクヨム版から敵サイドの動きなどを活写したいわば俯瞰版です。こちらは臨場版ともいうべきバージョンになります。
ゼフィール子爵家の長男。ただ妾腹のため嫡男ではなく、名も四男を示すフォスの称号を与えられている。動物好きで知られて動物が好きすぎてついには分家に追い出された祖父によく似ていると、評判の男であった。
そのシートンは獣人好きだろうからと、獣人を集中配備した部隊にあった。
注意:書籍版はカクヨム版から敵サイドの動きなどを活写したいわば俯瞰版です。こちらは臨場版ともいうべきバージョンになります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!硬派なミリタリーとリアリティが同居した、獣人好きにはたまらない作品
軍隊×国境守備という硬派な空気の中に、「獣人部下たちの身体性」と「種族としての感覚差」がこれでもかと詰め込まれています。
虎次郎軍曹、二メートル超の体躯という迫力はもちろん、背筋を伸ばし続けるのが苦手という生理的な癖、冬毛の手触りを確かめる仕草など、「虎人という生き物」を落とし込んでいてリアルです。
獣人を“かわいいだけの添え物”にせず、身体能力・文化・軍制とのかみ合わせまで含めて「戦力としての獣人」を描こうとする姿勢が徹底されています。
硬派なミリタリーの緊張感と、リアリティが同居した、獣人好きにはたまらない作品です。 - ★★ Very Good!!違う生き物と同じ場所で生きる話
根本的な構造として、主人公は少し理想的な文明人としてふるまい、彼が全く違う文化圏に属する獣人や、あるいは俗人的な軍の人間と接するというものがある。
いうなれば交流をしている様子をみて楽しむという娯楽で、そこのところを重視しているという序盤の売り込み方と、実際の体験(主人公視点で得られる他者に対する気づき)や、人物像のバリエーションは、なるほど書籍化するだけあって充実している。
個人的には獣人云々よりも、俗人的な部下上司と接する主人公が面白かった。
というか、獣人はエゴや葛藤がないので、パーソナリティがあまり確立されていないように感じる。トラウマなど積み重なった刺激を感じないというか……続きを読む