「題」を含む小説

ある日、特売で卵を買ったら卵が喋った。 ただそれだけの話。

一人暮らしの部屋で、冷蔵庫を開ける。 中にあるのは、卵がひとつと麦茶だけ。 お腹は空いているのに、その卵をどうするか決められない。 作れる料理、作りたい料理、足りない材料。 頭…

こちらはシリアス成分多めの、ショートショート群。 どうしようもない行き詰まりを感じる話だったり、希望にあふれた物語だったり。 どの話も単独で、サラッと数分で読めるので、軽い気持ち…

魔王を育成する学校に通っているアレンは、毎日殺される夢を見る。ある日転校生のユウキが来て、夢の話を聞いてくる。 魔王は最初から悪だったのか、本当に悪いのは誰なのか。

偶然出会った、私とあいつ

　とある高校の昼休み。 　二人の女子高生の何気ないやりとり。 　話題はゆで卵のことなのだが……。

短編SFコメディ。約2000文字 楽園から追放された「我々」を待ち受ける受難の数々。 幾度の追放の末に、彼らが辿り着いた結末とは。 「追放、それは最初から決まっていた。一族…

のどかな村を拠点に、冒険者として身を立てていた青年。 ある時、卵を守る雄ドラゴンを残忍な野盗が襲い、卵を持ち去るのを目撃する。 重要なメッセージが、激昂した強大な雌ドラゴンに届か…

【comicグラスト107号にてコミカライズ連載スタート!!】 　唯一与えられたもの――それは【オートスキル】。 　とある女神様がくれた素敵なプレゼントだった。 　彼岸花サト…

まあ、年末だしそれっぽい雰囲気でやりましょうか。 割と気楽に、だけど堅実に。 ※別の企画にも出す予定だったけど、間に合わなかったので供養します。 柴田　恭太朗様　【三題噺 …

オンラインゲームの中で起きた過去のPK事件によって、人間不信になった少年ニルバ。 彼はデスゲームと化した世界で、攻略そっちのけで家の中に引きこもっていた。 誰にも関わらず自由気…

おにぎり、巻き寿司、ノリ弁、つくだ煮、ふりかけ。 日本の食生活に欠かせない海苔は、かつて絶滅の危機に瀕していた。 その窮状を救ったのは一通の手紙、一本の論文。 「海の母」と讃えら…

年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。 何だか、ずっと同じような事を書いているような気もするけれど。 日々更新される情報で、少しずつバージョンアップされていけばいいなと。 …

　藤村蓮は、農学部出身で食品メーカーに務めるサラリーマンであり、芋類の栽培をこよなく愛していた。彼はある日、前から欲しかった『世界芋類百科事典』を古本屋で購入し、喜び勇んで自宅に…

明治末期、信州の山奥。 子を産めぬ体ゆえに婚約を破棄され、世を捨てるようにして暮らす志乃は、ある春の朝、不思議な卵を拾う。 温め続けた卵から生まれたのは、雛ではなく——美しい娘…

幼馴染と試験勉強しているとき、突然彼女が言い出した、くだらないこと。

　嫁の実家は壊れていた。父親はおらず、子供のことはほったらかし、家事もろくにしなければ、警察のやっかいになったこともある。そのごみ屋敷に一人佇む少女こそが、現在結婚９年目になる俺…

現代日本に魔王が現れた。 『伝説の黒い卵』を一週間以内に差し出さなければ 世界を滅ぼすという。 事態を重く見た政府は内々に捜索を開始するが、 卵に関する手がかりは一向に見つか…

ひび割れたのは卵か、それとも私の心か。

【あらすじ】 会話が苦手な「僕」は、あと数ヶ月で高校生になる。皆一様に合否を知ったあの日、「僕」の明日には名前がついた。 「邂逅」をお題にして書いた短編。 ⚠「出会い」だけを…