概要
戦いは終わらない。本当の『戦争』が、今、始まる。
国際諜報都市カレイドポリス。CIROエージェントにして「調律者」の能力に目覚めた有栖川玲は、偽預言者が起こした地下鉄駅のテロ現場で、宿敵・黒龍、「巨大な影」の刺客フェイ&ミカゲらとの四つ巴の死闘に巻き込まれる。玲は、フェイとミカゲの完璧な連携を、自らの精神(クオリア)に「雑音」を流し込む荒業で突破し、制御室へ脱出。しかし、そこには黒龍が待ち受けていた。黒龍の圧倒的な「意拳」の前に追い詰められる玲だが、二人の激突で駅全体が崩落。玲は、負傷した身で、辛くも別の出口から地下迷宮へと逃げ延びる。
玲がたどり着いたのは、仮想空間のデータが現実を侵食した「虚構宮(グリッチ・ラビリンス)」。そこで彼女は、知性を失った生体兵器「バーサーカー」の群れに襲われる。満身創痍の中、玲は「調律」の力で敵の「音(殺意)
玲がたどり着いたのは、仮想空間のデータが現実を侵食した「虚構宮(グリッチ・ラビリンス)」。そこで彼女は、知性を失った生体兵器「バーサーカー」の群れに襲われる。満身創痍の中、玲は「調律」の力で敵の「音(殺意)
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