概要
佳国皇帝の末娘、璃月(りげつ)。
母方の一族が使う〈夢見〉――予知夢の能力を期待されて育った璃月だが、どうやら無能らしい。
失意の璃月は武官である兄公子の真似をして槍に精を出す毎日だ。
その璃月も十五歳。どこかに降嫁する日も近いだろうに、幼い振る舞いは変わらない。
璃月を後宮の門の外から垣間見ては恋慕をつのらせる兄の副官・暁霄(ぎょうしょう)の想いに気づくはずもなく――。
そんなある日、兄と母の夢にあらわれた〈黒い蝶〉。
後宮の陰謀に気づいた璃月は持ち前の義侠心を発揮。
暁霄や兄たちと共に、夢にあらわれた謎を追う!
※実在の人物・国家・制度とは関係ありません。
※小説家になろうにも掲載しています。
※AIからキャラクター名の提案を受
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!まだ恋を知らない無鉄砲な姫とギャップ萌えしちゃった副官が後宮の謎を暴く
皇帝の娘璃月は一見可憐なお姫様。しかし実は槍を振り回し正義のためなら躊躇無く危険に立ち向かっていく強き姫。まだ完全に目覚めていないけれど、「夢見の異能」という未来予知の力も持っているかも知れない。そして、まだ15歳の彼女は自分に向けられている熱い視線に気付かない……。
このヒロイン像だけでも心が持って行かれてしまいます。彼女が危険を顧みず解明しようとする謎は、後宮内に渦巻く陰謀。兄の副官・暁霄は璃月に密かな想いを抱いていますが、無鉄砲な正義感に振り回されてしまいます。
中華風の雅な世界感、丁寧に描かれる情景と心理描写、テンポよく展開するストーリー。読み出したら止まらなくなること請け合いで…続きを読む - ★★★ Excellent!!!泥中の蓮は花開くのか??
陰謀渦巻く後宮。そこで生まれ育った公主もまた、ただ美しく咲く花ではいられません。家柄や立場、心の傷に苛まれながらも、明るく生きようとし、周囲を気遣い、逃げずに立ち向かう少女の姿勢に心打たれます。
その為もあってか、家族や周囲で支える人々との絆も美しいものです。とりわけカタブツ武官との関係が、もう、じれったくて! たまりません!! (そんな彼も、お酒が入ると……フフフ)
一方でこの後宮たるや、また。優雅に見えて水面下での醜い争い、第一VS第二夫人、他大勢の妃嬪たち、そこに絡まる宦官の邪心、終わりなき欲望と陰謀、しっかりしろよお父ちゃん(皇帝)、等々……まさに理想的(?)な後宮の図ではありませ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!月影冷凝凍 ――凍てつく月影を、銀槍が切り拓く
後宮×武侠×怪異×ミステリー、さらに淡いロマンスの気配まで。
魅力の層が何重にも重なっているのに、読んでいて散らからず、スッと物語の芯に連れていかれるのが気持ちよかったです。
何より好きなのは主人公・璃月のキャラクター。
“可憐な公主”の顔と、槍を握る武人の顔。そのギャップがただの属性盛りではなく、彼女の劣等感や矜持と結びついているので、強さも可愛さもちゃんと胸に残ります。怖がりなのに踏み込むところも含めて、応援したくなるタイプの主人公でした。
相手役の暁霄もまた良い。武人としての誠実さがブレず、言葉が不器用なのに、行動の端々で信頼が積み上がっていく。二人の距離感が“甘いだけ”ではなく、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!籠の鳥は羽ばたきたい!
これから起こることを夢に見ることができる〈夢見〉。皇帝の娘である璃月は、まだその〈夢見〉の異能には目覚めていなかった。
あるとき兄と母の〈夢見〉により、自分に関わる何かが起こると考えた璃月は、後宮のことを探り始める。
好奇心旺盛でお転婆な璃月が可愛いです。苦手なものに遭遇しても、叫びながら突進していく猪突猛進な彼女が、表情をコロコロと変える様は見ていて面白いのですが、世間知らずなので「大丈夫か…?」と心配にもなります。
ドロドロな後宮の中で、璃月はどうこの闇を解決していくのか。彼女の鈍感な恋の行方にも注目な中華ファンタジーです。
めちゃ面白いのでぜひみなさんも読んでみてください! - ★★★ Excellent!!!愛憎にまみれた後宮の闇にお転婆公主様が立ち向かう
皇帝の末娘、璃月。優しい母と兄の近くでのびのびと育った彼女は、愛憎塗れる女の園にありながら真っ直ぐな性格。一応表向きは公主として心優しいお淑やかなお姫様、しかし実際は隠れて日々槍の稽古に励むお転婆娘。
母方の一族が〈夢見〉という予知夢を見るような能力を持っていることもあり、この〈夢見〉の内容を解き明かすことを一つの軸に物語は進んでいきます。
〈夢見〉ははっきりと未来が映し出すわけではなく、何かを暗示する要素で構成されています。だからそれを紐解くことが必要になる。
そんな〈夢見〉にある日現れたのは不穏な兆し。
公主としてそこそこ自由に後宮を歩き回れる璃月は、周りの心配を余所にあちこち駆け回り…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夢に現れた、黒い蝶の謎を追え―――。
佳国皇帝の末娘である璃月は、母方の一族がもつ〈夢見〉と呼ばれる予知夢の能力を期待されていたが、その期待は打ち砕かれる。失意の璃月は武官である兄公子の真似をして槍をふるい、誰に言われるでもなく、毎日武芸に精を出していた。
十五歳になっても璃月の振る舞いは相変わらずで……。後宮の門の外から垣間見ては恋慕をつのらせる兄の副官・暁霄の想いに気付くなんてことはもちろんなし。
そんなある日、兄と母の夢にあらわれた〈黒い蝶〉の謎を追い、暁霄や兄たちと共に解き明かしていく―――。
物理的には強強な璃月。
しかし彼女にも苦手なものがあって。そのギャップが面白くて可愛いらしいのです。璃月の周りの人物…続きを読む - ★★★ Excellent!!!陰謀渦巻く後宮で、じゃじゃ馬公主が動き出す!
皇帝の末娘、璃月は可憐な公主。でも娘子軍の春芳相手に槍の稽古をするじゃじゃ馬でもあります。
そんな璃月の母方の一族が持つ〈夢見〉の異能。
璃月は〈夢見〉ができない無能と言われていますが、どうやら理由があるようで……。
義侠心のある璃月はもちろん、彼女を取り舞く人物たちが魅力的に描かれています。特に、まだ恋を知らない璃月に密かに想いを寄せる暁霄(兄の副官)が、これからどう描かれるのかが気になります……!
陰謀のにおいがし始めた後宮で、璃月たちのどんな活躍が見られるのかも楽しみでなりません!
生き抜くために異能を隠しながら武官を務める兄公子、彼と璃月を見守る聡明な母も含め、璃月の周囲には良き…続きを読む