@TFR_BIGMOSA

コロナ禍を生きた人々・行政対応編の前日譚、番外編です。 ２０２０年３月～１０月までの別視点の短編（４０００字程度）となります。 行政対応編についてはコチラが本編となりますので、…

初めて戦場に出た新入りが地雷を踏んだ。地面から足を上げれば爆発する。地雷の解除前に敵を片付けなければいけないが……

ある日突然勇者として異世界に召喚された中年男性。残してきた妻のことが気がかりな彼は何とかドラゴン討伐を断り元の世界に帰りたいと願うが……

　宇宙年齢1000兆年。最後の恒星が消え去り、すべてが沈黙に包まれた終末の世界で、二つの意識が孤独に存在していた。 　科学者アリアは冷徹な論理で宇宙の最期を記録し続ける。詩人…

彼氏の居ない、宮森高校1年2組担任、藤田有希。 子供とゲーム相手には饒舌な彼女が、この世界を何とか生きていく。

しめやかな葬式に、高らかな葬送曲が鳴り響く。 一話と、その背景を明かす四通の手紙。 ＊カクヨムコンテスト10【短編】中間選考突破作品です。 〈登場曲〉 ・G線上のアリア／リ…

第二回さいかわ葉月賞､参考作品です。 【あらすじ】 ひと夏の帰省。 本家の跡取りの婚礼に呼ばれ、訪れた母の故郷、山あいの因習深い集落。 高校生の由佳は、古びた家と濃密な空気に居…

吹奏楽部3年　山縣ミノルは先輩の想いを胸に最後のコンクールを目指す。 しかし抱いてきた夢を目の前にして、その道は閉ざされてしまう。 それでも前を向かなくてはいけない、ミノルたちの…

　ワシントン軍縮条約、さらにそれに続くロンドン軍縮条約によって帝国海軍は米英に対して砲戦力ならびに水雷戦力において、決定的とも言える劣勢に立たされてしまう。 　その差を補うため、…

『あなたにもう一度恋をする』 記憶を失っても、心は覚えている—— 学校一のイケメン・天宮陸への想い。 幽霊となった日向が再び彼の前に現れたとき、 記憶のない彼女が告げたのは真っ直…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818622174300812242 　じつは昨年…

批判も大歓迎です。よかったら一筆レビューください。

「余命は……あと、7日間です」 妻の沙耶が、病室で静かにそう告げられた日。 夫・悠斗は、彼女から1冊のノートを手渡される。 ノートに書かれていたのは、ふたりで叶えたい7つの願い。…

おっさんmeets ばーさん。ある中小企業の社長と、田舎のおばあさんの話。そして家族愛。

年賀状、もう辞めようかなと思ってた昨年末。自分からは絶対出さないくせに、こちらから送ると必ず5日ごろに返信がくる人がいる。どうしても気になるから今年も贈りました。

満ちたり欠けたりも、遠くから見れば、ほんのわずかなささやかなやりとり。

『私』が通う大学の裏には、『入ってはいけない』と言われる禁足地の森がある。 　それ自体は『蛇やスズメバチが出て危ないから』という、なんてことない理由なのだが。 　人が来ない…

スニーカー文庫の書籍化に向けて進行中です。 あらかじめ、注意点です。「ざまぁ」展開はありません。ご注意ください。 なお、アンサンブル及びオーケストラなどの全てのコンクールは…

※大人向けです。※四話目からとてもシリアスでヘビーです。特に五話（Bottom〜）は残酷です。 昼は静謐なビジネス・タウン、夜は歓楽街と摩天楼。 昼夜で異なる姿を見せる大規模な都…

その婚活イベントはかなり変わっているという。 でも、そこでの婚活が不成立だった人間にもすこぶる評判が良いという。

三十歳の誕生日を迎えた「堺誠一（さかいせいいち）」は、ある日仕事の後で行きつけのカフェに寄り、家に帰った後で迎えた世界は……地獄だった。 気が付いたら見知らぬ4.5畳の真っ白な…

わたしは子どもの頃から病弱で、入院することが多かったが、蒼介という名の幼馴染が頻繁に面会に来てくれるおかげで入院生活を退屈だと感じることはなかった。 だけど蒼介は、わたしに会い…

私の名前は笹岡。高校の修学旅行でオーストラリアを訪れている。 とりあえず昼間は普通に観光して非常に有意義な時間を過ごしたのだが、最終日の夜に小林という名の男子から突然告白されて…

春から大学生になったばかりの山田怜子は、「あったか漫画クラブ」というサークルに入ることになる。褒め合いをモットーにしている「あったか漫画クラブ」は怜子にとって居心地のいい場所にな…

仕事の帰り道、谷口は眠い目をこすりながら帰路に着いていた… 続編できました↓ https://kakuyomu.jp/works/16818622176685386854/ep…

十歳の誕生日を迎えた、アレック。彼には物心つく前から、どんな時でも一緒だった、教育係の「妖精」がいた。

世間から爪弾きれたボクは、ついに地球からも爪弾きされる。

田舎の祖父母の家を訪れた少年は、亡くなった祖父のカメラを見つけた。少年は壊れて電源の入らないそのカメラの修理に挑戦する。

鳴かず飛ばずの若手お笑いコンビ。 煮詰まり、つまづき、それでもなお、二人には見たい景色があった。

1945年8月15日、終戦を迎えた日本だが、終戦を報せる玉音放送の後に、特攻機へと乗り込み、沖縄にいるアメリカ軍へと突撃をした部隊があった。 彼らはなんの為に、誰の為に死を選ばな…

──気に入らない奴は辞めさせる。 パワハラ部長を謹慎あけに待っていた衝撃の事実とは……

粋を好んで、野暮を嫌う。 正々堂々を糧にして、まっすぐ進むだけ！ 勝っても負けても納得し、前に進む。 でも、それは目標。あるいは、目的があるから……？

今年で、戦後79年となります。 戦争の悲惨さについて考えました。 ※この話には一部、残酷な描写が含まれております。苦手な方はご注意ください。

ギルドに1人の変人がやって来た。 背中に大きな鉄製の樽のような物を背負い、見たこともない、革とも違う不思議な材質な鎧を纏って丸い兜を被っていた。 「炎の魔術師って事で、よろしゅ…

全ての人は知事である。それがこの世界の常識だ。しかし知事の中にも悪い知事が存在する。ある日、レストランで悪い知事達が店員と揉めており……？

夏期講習のその後で、突然の夕立。 ほんの少しだけの雨宿りのつもりで、受験で遠ざかるしかなかった部室へと足を延ばした。 懐かしい、なんて思う奇特な人間は、私だけじゃなかったみたいだ…

戦争《アトミック》により、世界の大部分が破壊されて約半世紀。巨大企業群によって再建された世界で、人々はそれぞれの人生を生き抜こうとしていた。世界の中心である唯一の巨大都市・市《シ…

正体不明の「敵」の襲来に、真っ先に対応する使命を帯びた、宇宙軍即応部隊。その精鋭集団に属する私は、大戦果を上げた褒賞として休暇を認められ、巨大補給母艦のリゾート都市へとやって来た…

競馬の騎手岡部綱一郎 落馬した岡部が飛ばされた先は恐竜が競走する競竜が盛んな世界だった 競竜の調教師戸川と出会い競竜に魅入られていく成長物語 恐らく初の競竜の調教師を主人公とし…

「私は――本物の空が見たいの！」竜に乗るレース、ドラゴンライディングが大人気のスチームパンク的な世界。事故で右腕と親友を失い、自堕落な生活を送っていた元救命ライダー、ジャックはあ…

【書籍化済/なろう月間一位作品】 人類と魔族が雌雄を決した戦いで魔王を倒したものの、闇に飲まれてしまった勇者ランスロット。 気づくとそこは、38年後の世界だった。 平和になった世…

オンライン生活にどっぷりと浸かっていたのに、そんな生活にピリオドを打った。果たして、その理由は？

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　騎士団改革における新団員スカウトのため、神聖イスカンドリア帝国の最西端・ウィトルスリア地方のアルカーニャ島を訪れた白金の羊角騎士…

＜ご注意： 車好きな方向けの内容です。ご注意くださいませ＞ ＜ご注意： 浅い知識で書いております。予めご了承ください＞ 平日の深夜。 闇夜を切り裂くエキゾーストノート、そして赤…

『令和の韋駄天』と呼ばれる高校生・翔琉（かける） そんな彼を慕いサポートを続ける幼馴染み・佳代（かよ） 翔琉と佳代の二人三脚で頑張ってきた陸上競技。しかし、翔琉に悲劇が襲う―― …

第二次世界大戦前夜、激動の時代。 家族のために売られた子供が辿る、運命と反抗の物語。 拙著「魔物の森のハイジ」の基となる、2000年発表作品のリメイク版です。

祖父が死んだ。 享年百五。大往生だった。 亡くなったのは、とても暑い……本当に暑い八月十五日。 慌ただしく葬式終えた後、『俺』は母に頼まれ遺品整理を手伝うことになった。 と、いっ…

スキルという能力を日常的に使用する世界で、主人公が持つスキルは、黙っているだけでお金が増えるという飛んでもないスキル。 しかも、購入費、修繕費、治療費。この世で値段がついているも…