謹慎明けの部長が出社するところから始まる物語ですが、冒頭から「違和感」が積み重なり、読者の背筋をじわりと冷やしてくる作品でした😨✨コンビニの自動ドアが開かない、誰も避けてくれない、会社では守衛も受付も完全に無視――日常の “ちょっとしたズレ” が、少しずつ大きな不穏さへと変わっていきます🚪👣💦静かな恐怖と、社会の影を巧みに織り交ぜた短編ホラーです📘✨
2315文字・全2話・完結済み。この短さで「叙述トリックがビシッと決まる」「ホラーというよりミステリー」「パワハラをする人の心理を書いた稀有な作品」という多角的な評価が集まるのは、朱実孫六さんの筆力の証明です。タイトルの「うっかり」という言葉が最後に全く別の重みを持つ——それだけ言えば充分です。謹慎明けに出社した部長を待っていたものの正体を、ぜひ自分の目で確かめてみてください。ホラーが苦手な方でも読める怖さです。むしろ読後に残るのは、組織と孤独についての静かな問いです。
リアルな疎外感に過去の内省とやりきれなさが心に残る作品でした。面白かったです
長(リーダー)って、何なのでしょうね。みんなが同じ方向を向くように、集団をまとめる。そうやってお上から指示されるけれど。目的は、結局のところ、金儲け。その手段について同じ方向を向け、というわりに、お上の方針はいつも定まらない。ころころころころ変化する。右向け右、左向け左、左向け左、右向け右。そんなことしていたら目的地を見失うのは当たり前。なのに、お上は長(リーダー)に責任を押し付ける。ストレス、たまるよね。そんな長(リーダー)の悲哀あふれるおはなし。あなたの出社、みんなに望まれていますか?あなたは望んでいますか?
絶望展開企画の主催者です。事情や背景、つまるところ情景描写に妙なリアリティーがあり、不思議と引き込まれてしまいました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(305文字)
謹慎明け、出社すると、実は……というお話ですが、加害側の心理を書いた作品はなかなかないので、一読する価値があると思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(44文字)
もっと見る