「おい、鬼〇郎!」と語る代わりに、即座に拳が飛んでくる系のお父さん
- ★★★ Excellent!!!
な、なんなんだこの設定は一体……
主人公の吉田くんは範田さんから「友達になって欲しい」と言われ、それと同時に「お父さん」を紹介されることになる。
彼女のお父さんとは、範田さんの「巨大な右手」として存在しているのがわかる。
言葉は喋れないが、手の動きなどで大体の感情は伝わって来る。
以後は恋人になり夫婦にもなるのだが、それでも彼女の「右手」として父親はずっといる状態に。
これは、どういう存在と捉えれば良いのか。
某「妖怪アニメ」のお父さんのように「こぶしの親父」とでも言うような存在なのか。または、某「頭ではなく右腕に寄生した生物」のように、範田さんの右手に寄生して生きているのか。
謎が謎を呼ぶ設定の先で、やがて吉田くんたちの人生には大きな変化も訪れて。
なんとも想像力を刺激される作品でした。裏にあるのはどんなファンタジーで幻妖な世界なのか。本作を読むと色々と想いを馳せたくなります。