概要
僕だけが殻をやぶれない
R-15向け恋愛ノベルです。
楓とイロハは幼馴染。いまだに一緒にお風呂に入り、一緒のベッドで眠る。小さい頃からそうしていたように。ただ、高校生になってまで、男女がそうしているのは異常なことなのかもしれない。「やむにやまれぬ事情」から、楓は関係の維持を求めるのだが……。
カクヨムコンテスト11お題フェス「卵」応募作です。
楓とイロハは幼馴染。いまだに一緒にお風呂に入り、一緒のベッドで眠る。小さい頃からそうしていたように。ただ、高校生になってまで、男女がそうしているのは異常なことなのかもしれない。「やむにやまれぬ事情」から、楓は関係の維持を求めるのだが……。
カクヨムコンテスト11お題フェス「卵」応募作です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰もが心の中に持つ卵の殻。関係の変化で、みんな心に大きな『ひび』が?
心というものが持つ「繊細さ」。それを強く感じさせられました。
主人公の楓くんとイロハちゃんは高校生。でも、その年齢になってもなお、二人は幼い頃と同じように一緒にお風呂に入ったり、一緒のベッドに入ったりしている。
それでも楓くんはイロハちゃんを「女」として見ることはしてはいけないと自分を強く戒める。
イロハちゃんは「とある過去」があることで、卵の殻にこもるような状態になってしまっている。だからそんな繊細な心を砕かないよう、楓くんは「昔のまま」の接し方を続け、彼女を丁重に扱っていた。
でも、そんな二人の日々に変化が起きて……。
最終的に彼が目にしたものは、ひたすら心をかき乱さ…続きを読む