温かい卵の味と、殻のむこうに温かさがあることを教えてくれた「友達」の話

遠部さんの『話を聞かせて』にも登場した、霊の見えるオカルトライター氏の話。
幼いころ、その目ゆえに孤独だったころ、彼はひとりの友人とまみえた。
温かい卵の飲み物のことと、そして、自分が殻のなかに独りいることを教えてくれた。
そしていつか、殻のむこうにある温かさに触れるだろう、と言うことをも。

寒い日に、殻の中をそうっとあたためてくれる歌声が響きわたる。

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