概要

「供えた米が、命を閉ざす。」
都会の喧騒に疲れ果てた男・鈴木雅也は、静寂と孤独を求めて山を手に入れる。
しかしその斜面には、数百の墓石が苔に埋もれ、飢えた霊たちが眠っていた。
握り飯を供えた夜から始まる、終わりなき夢と囁き。
「米を…下され…」
やがて彼は、墓石に抱かれ、米に喉を詰まらせて死んでいた。
それは、山が欲した供物。命。魂。
そしてまた、新たな若者が山へとやってくる。
飢えは、終わらない。
  • 完結済1
  • 1,781文字
  • 更新
  • @kaginoo8

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