概要
【真冬の短編ホラー】それでも“彼女”は、そこに立っている!!
「――ツアヌバの呪いか?
冬の海で、怪異が起きている」
その一文を追って、
オカルト雑誌記者が辿り着いたのは、
吹雪に沈む津軽の港町だった。
夜ごと港に立つという雪女ツアヌバは、
人の体温を奪う怪異のはずだった。
だが町の人は、誰もそれを恐れていなかった。
この町で――
幽霊よりも先に消えたものは何か。
そして、怪異は何を恐れていたのか。
これは、静かに凍りつく冬の和風ホラー。
冬の海で、怪異が起きている」
その一文を追って、
オカルト雑誌記者が辿り着いたのは、
吹雪に沈む津軽の港町だった。
夜ごと港に立つという雪女ツアヌバは、
人の体温を奪う怪異のはずだった。
だが町の人は、誰もそれを恐れていなかった。
この町で――
幽霊よりも先に消えたものは何か。
そして、怪異は何を恐れていたのか。
これは、静かに凍りつく冬の和風ホラー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!忘れないでと、深く食い込む冷たい指。
閑散とした冬の港町にて起きる怪異。
正体を突き止めるべく、オカルト誌の雑誌記者がその町を訪れる。だがそこには、怪異にまったく恐怖しない住民たちの姿があった。その理由は……
寒々とした情景描写が、よりこの物語のうすら寒さに拍車をかけます。最後、「その一文」が生まれた理由に思いを馳せ、そして忘れていたと言わんばかりに削除されていたことがまた、寂寥を思わせます。
町はきっと、その「恐怖」すらも諦めてしまったのかもしれません。
あなたも是非、この怪異ツアヌバの正体を突き止めてみてください。
そこで最も「恐怖」しているのは誰なのか、町の住民に聞いてみてはいかがでしょうか。