概要
異国の港町で出会った、忘れられないおじさんの話
とあるアジアの港町。街角で果物を売る夫婦と、私たち家族との何気ない交流。「夕暮れ時の幻想。過ぎた日々の夢」からの抜粋。
すぐ読めます。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!日常の何気ない場面。それはやがて特別な温かさを持つ想い出に。
本作は、日常の何気ない場面を描いたものである。
アジアのある港町。
果物農家の方がトラックで果物を売りに来ていた。
それを、著者家族は買いに行く――。
なにか特別なことが起きるわけではない。
それなのに、とても丁寧にその時間は切り取られ、描かれている。
著者は文章によって、その記憶の情景を読者に“見せる”のがほんとうに上手く、毎度感動を覚える。
見知らぬ街、見知らぬ人たちのそこに確かに在った日常のひと場面。
たとえば映画の心に残るシーンというのは、なにも劇的なシーンばかりではなく、こうした特別ではない日常のシーンであったりする。
本作もまさにそういった日常の場面である。
何気…続きを読む