滅び去っていく。街も、そして怪異すら。

本州最北端に存在するであろう過疎港町を舞台にした短編ホラー。
雪女・ツアヌバは人を殺さず「恐怖」を食らうのですが、人々は町の衰退で恐怖心を失い、彼女を無視──

外から訪れ、「久し振りに」恐怖した記者へ雪女が告白した意外な述懐とは。

忘れられた「恐怖」と「過疎」
街の衰退。
それが一番悲しく、切ない。

雰囲気がじわっ…と伝わる掌編です!