これぞSFの楽しさ。多様の異星人、異質な惑星。その冒険譚に胸が熱くなる
- ★★★ Excellent!!!
場面を想像しているとものすごくワクワクする。SFならではな楽しさに満ちた一作でした。
遠い未来。ヒューマノイド型の姿を持つモンティは、鳥類型の宇宙人に捕まってしまう。
そこでは大きな卵に閉じ込められるなどの措置が取られ、処刑が行われることに。
モンティは体の中で飼っている「相棒」と協力し、どうにか窮地を脱しようとする。そして異星人の仲間たちを得て、事態を打破するため協力していくことに。
巨大な鳥。卵の形の檻。そして多種多様な姿を持った宇宙人たち。それらが仲間として活躍していく姿。
一枚の挿絵でもいいし、アニメーションや漫画でもいい。この光景を想像していくと、自然と胸が熱くなりまし。
昔、ダン・シモンズの「ハイペリオン」の表紙を見た時に、「なんかすごく面白そう」と感じたのなどを思い出させられました。他にも「スターウォーズ」だとか「ガーディアンズオブギャラクシー」、またはSFとちょっと違うけど「ヘルボーイ」なんかでもいい。
特殊メイクやセットにお金のかかったSF映画を見ると、もうその画面を見てるだけで幸せっていう気持ちがあります。そういう充実感を思い出させられる、ワクワクな冒険譚でした。