概要
龍の鱗は美味なるスープになる――空狩人は命を懸けて龍の鱗を剥ぎに行く
貴族の少年シュミセルは、龍の鱗を剥ぐ現場を体験したいと願い渓谷に赴く。空狩人のレオムとともに裂空鳥に跨り、未知の冒険へと飛び出す。龍の鱗は、美味なるスープの原料として晩餐会で欠かせぬものだった。そして二人は、超自然的な力を持つ巨大な龍と相対し……
カクヨムコン11 お題フェス「未知」に向けて書いた作品です。
カクヨムコン11 お題フェス「未知」に向けて書いた作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!身分による、価値観のすれ違い。それでも、人間だから。
アーシェ渓谷に、ある馬車がやってきた。麗しい毛並みの白馬、金細工をあしらった幌。それは、荒涼としたアーシェ渓谷には似つかわしくなかった。
馬車から降りてきたのは、シュミセル・リンクスという貴族の少年。
彼は、貴族や王族の晩餐には欠かせない、『龍の鱗のスープ』に魅せられ、龍鱗剥ぎの現場を見るために、この渓谷にやって来た。
そこの村で出会ったのが、レオムという28才の男。彼は龍鱗剥ぎの空狩人であり、彼はシュミセルに鱗を剥ぐ現場を見せる——といった物語です。
凄く面白かったです。身分の差による人間の価値観を上手く書いていて、すれ違う価値観が非常に上手に書かれていました。
世界観も美しかっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!美しいハイファンタジー作品
アーシェ溪谷。
その近くには龍が住んでいるという。
そんな場所に、ある貴族の少年が馬車に乗ってやってくる。
彼の名はシュミセル・リンクス。
この場所には、龍鱗剥ぎの現場をこの目で見題材にということで、訪れていた。
シュミセルは龍鱗剥ぎの空狩人であるレオムと供に裂空鳥に乗って空を飛ぶ。
そこで彼が体験する非日常の数々。
シュミセルは屋敷に帰ると、レオムに向けて手紙を送った。しかしなかなか返事がこない。季節が一つ巡ってようやく手紙が送られてきたのだけど、その内容は……
……ここから先はあなたの目で確かめるべきでしょう。
と言いつつ、手紙の内容について少しだけ触れると、…続きを読む