ある意味、神聖で清々しく共に歩いて行くしかない、わたしたちの未来。

「血」にまつわるお話。

小学生の頃、私自身にも「血」にまつわる話がいくつかあります。こちらの「由衣ちゃんの血を舐めたい。」は思いもよらなかったストーリーで、読み始めるとぎゅっと気持ちをわしづかみにされました。

切ないような、懐かしいような女の子なら誰もが通過していく、儀式のようなものかもしれない。

私には、これの初めての記憶はないのですが、これほど繊細に優しく毅然と描いてもらえると、ラストを読み終えた後、清々しさがありました。

誰も逃げ出すことのできない、必ずやってくる未来。

それらをどう受け止めて生きていくのか。


どんな「血」にまつわるお話なのか、ぜひ、オススメいたします。

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