概要
カラスとツバメ。言葉が刃になる、SNSの闇で出会った2人の物語
SNS「memo」で出会った、孤独な「カラス」と演技する「ツバメ」。 言葉を武器に、承認欲求と演技と暴力が交錯する“喰らい合い”が始まる。
かわいさを演じる者。孤独を美学とする者。 そして、支配する蛇「イチ」
この物語は、SNSという舞台で繰り広げられる、 “言葉の暴力”と“演技の美学”を描いた現代の寓話。
読後、あなたはスマホを見つめ直す。 そのスクロールの指先が、誰かの命を削っているかもしれないと気づくかもしれません。
かわいさを演じる者。孤独を美学とする者。 そして、支配する蛇「イチ」
この物語は、SNSという舞台で繰り広げられる、 “言葉の暴力”と“演技の美学”を描いた現代の寓話。
読後、あなたはスマホを見つめ直す。 そのスクロールの指先が、誰かの命を削っているかもしれないと気づくかもしれません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!SNSに巣くう鳥たちの、残忍で美しいイヤミス
SNSをテーマにしたイヤミスです。
第1回GAウェブ小説コンテスト応募作品とのことですが、締め切りから既に一か月経ち、もっと早く読んでおけばよかったと思いました。
カラスとツバメを名乗る二人の女性の、虚構に満ちたSNSでの交流を主軸に話は進んでいきます。
カラスとツバメ。
獰猛に見えるカラスは現実に怯える弱々しさを抱え、一方、愛嬌を纏うツバメは、他人をだまし利用しようとする狡猾さをそなえています。
生の人間が表に出ないSNSという場は、カラスの内面がツバメで、ツバメの本性がカラスという、お互いのイメージが反転した仮面を被せてしまいます。
真逆の性質を持ち、本来混ざり合うはずのない彼女たちは、…続きを読む