概要
愛する人よ、私をさらって。ここではないどこかへ、空の彼方へ……
フェリーリラ王国のロゼリア姫は嫁入りの途中で病死してしまった。侍女エインゼルは国の命脈である水の供給が絶たれるのを恐れ、姫に成り済ます。だがセント・ラースロー帝国の皇太子ランスロットは、妖艶な隣国の令嬢に既に心変わりしており、婚約を破棄する口実を探していた。
公衆の面前で正体を暴かれたエインゼルは婚約破棄と断交を告げられ涙ながらに懇願するが拒絶される。
しかしそこへ異世界の飛行士ルーベンスデルファーが現れ、絶望する彼女へ手を差し伸べてくれた。彼と共にエインゼルは故国の危機を救うため、空を駆ける。
――これは、命を賭して一人の少女が起こした奇跡と小さな愛の物語
公衆の面前で正体を暴かれたエインゼルは婚約破棄と断交を告げられ涙ながらに懇願するが拒絶される。
しかしそこへ異世界の飛行士ルーベンスデルファーが現れ、絶望する彼女へ手を差し伸べてくれた。彼と共にエインゼルは故国の危機を救うため、空を駆ける。
――これは、命を賭して一人の少女が起こした奇跡と小さな愛の物語
いただいたギフトは小説の資料費にしたいけど、多分、食うや食わずの生活の足しになってしまうと思います
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!題名通り。これは嘘から真実を目指す物語。
異世界転生はカクヨムの作家に広く採用される形式ですが、それを嫌いつつも苦渋に満ちて採用した作家が書くと一味も二味も違います。
本作の構図は多くの異世界転生物語と異なります。その構図を生み出す設定にあっぱれ! 奇抜でありながら王道的構図へとアクロバティックな転回を実現しました。
ちなみに、飛行機が飛ぶ時代に王が国を治めているはずがないという違和感は、第一次世界大戦の歴史を学べば誤解と分かります。現代まで王制を続けるイギリスと共和制だったフランスの他は、ドイツが議会の上にプロイセン国王が在位する立憲君主制の帝政ドイツで、ロシアはロマノフ朝が治めるロシア帝国。二つの王朝は第一次世界大戦で疲弊し…続きを読む - ★★ Very Good!!翼よ、あれがフェリーリラの灯だ
第10話まで読みました。最初はよくあるタイプの「婚約破棄悪役令嬢もの」かと思っていたら、豈図らんや、こんな物語になろうとは。
魔法が登場するので、分類すればファンタジーですし、一種の異世界転移ものとも言えますが、web小説でよく見るタイプのファンタジーではありません。今のところは「魔法が登場する世界の冒険小説」と呼ぶのが、一番しっくりきます。
ランスロットの愚鈍ぶりが、もう気持ち良いほどです(いや、気持ちよくはないですが(笑))。それぞれの登場人物の立ち位置が極めて分かりやすく、それが物語を強く前へ進ませる力として作用しています。
なんといってもこういう具合に異世界転移を使うのは、新鮮…続きを読む