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- ★★★ Excellent!!!壮大な神話の中に、孤独と祈りが息づく物語
壮大な神話や世界観の広がりがありながら、読み進めるほど印象に残るのは、それぞれの抱えている想いでした。
特に澪の孤独が見えてきてから、ただの対立ではなく、もっと切実なものがこの物語の中にあるのだと感じ、ぐっと惹かれました。
ギリシャ神話や北欧神話の神々が出てくるところも魅力で、神話が物語の中に自然に溶け込んでいるのが素敵です。
私自身、北欧神話が好きなので、名前が出てくるだけで思わず頬が緩みます。
星愛たちのまっすぐさや、仲間との結びつきにも温度があって好きです。
大きな神話の流れの中に、ちゃんと孤独や祈りがある物語だと思いました。
この先も楽しみにしています。 - ★★★ Excellent!!!転生を重ねた先にあるのは、救済か、それともさらなる試練か⁉
女神でありながら人として生きることを選んだ二人の少女が、運命と記憶に抗いながら成長していく壮大な神話ファンタジーです。
二十度の死と転生を越え、ようやく手にしたはずの平穏。しかし、運命の女神・澪の出現によって、封じられていた記憶と宿命が目を覚まし、二十一度目の転生試練が静かに始まります。学園という日常の舞台で描かれるのは、神々の因縁、過去の悲劇、そして抗えない使命――そのすべてが丁寧に積み重ねられていきます。
星愛(ティア)と紗良(サラ)の揺らぎながらも深まっていく絆。
幾度も試され、衝突し、それでも手を離さずに進む姿は、単なる神話ではなく「生きる物語」として胸に迫ります。四つの過去を辿る…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ギリシャ神話ベースの包括的神話『創世神話』、学園ドラマ風味で
主人公・星愛(ティア)はヘスティア、幼稚舎時代からの親友・紗良はアルテミスで、どちらもギリシャ神話のオリュンポス十二神の一柱である女神です。
二人が『神によって創造された学園』の高校二年生の時の修学旅行で事件が起きます。
この二人にお友達も参加して、六人で事件の解決に乗り出します。
もう一人のキーキャラ・澪は『創世神話』の女神ミレイアです。
著者の独自世界、包括的神話『創世神話』が繰り広げられます。
誰が敵で誰が味方か――一筋縄ではいかない利害関係が楽しいです。
そして学園ドラマ!
女子どうしのお泊まり会やら、食事会、勉強会……キラキラしたイベントが山積みで楽しいです。
お勧めします! - ★★★ Excellent!!!青春の学園から垣間見える、壮大な神話の物語
タイトルに「創世神話」とあるため、物語は神話をテーマにしているのかな?と思って読み始めましたが、まず描かれるのは学園を舞台にした日常で、そのギャップに良い意味で驚かされました。
しかし読み進めるうちに、この作品が単なる学園ものではないことが分かってきます。
学園そのものが神話的な世界観を内包しており、登場人物たちは物語の背景となる創世神話と深い関わりのある立場の人物達として描かれています。
神話的なさまざまな物語背景が、作中での主人公たちの行動と自然に重なり合い、彼女たちは自らのアイデンティティに思い悩みながら、何を大切にすべきかを問い、前に進んでいく姿が、学園作品ならではの青春要素と非…続きを読む - ★★★ Excellent!!!様々な要素が折り重なった、女神たちによる神話劇場
転生、神話、学園、そして三国志――一見すると大胆すぎるほどの要素を、見事にひとつの物語へと束ね上げた作品です。
幾度もの死と転生を越えてなお続く女神たちの旅路はスケールが大きく、同時に「成長」や「絆」といった普遍的なテーマが丁寧に描かれているため、壮大さの中にも確かな感情の軸が感じられます。
転生を重ねるごとに変化していく心情や、揺らぎながらも深まっていく絆が、物語に厚みを与えています。
さらに、三国志という歴史の舞台を大胆に取り入れた構成は独創的で、先の展開が読めないわくわく感を生み出しています。
神話と歴史が交錯する世界観に浸りたい方に、ぜひおすすめしたい一作です。