タイトルに「創世神話」とあるため、物語は神話をテーマにしているのかな?と思って読み始めましたが、まず描かれるのは学園を舞台にした日常で、そのギャップに良い意味で驚かされました。
しかし読み進めるうちに、この作品が単なる学園ものではないことが分かってきます。
学園そのものが神話的な世界観を内包しており、登場人物たちは物語の背景となる創世神話と深い関わりのある立場の人物達として描かれています。
神話的なさまざまな物語背景が、作中での主人公たちの行動と自然に重なり合い、彼女たちは自らのアイデンティティに思い悩みながら、何を大切にすべきかを問い、前に進んでいく姿が、学園作品ならではの青春要素と非常にうまく噛み合っていると感じました。
序盤に派手なバトルや過激な展開はありませんが、物語の核となる出来事や伏線は丁寧に散りばめられているように感じたので、この先どんな物語が展開されていくのかを楽しみに、長くじっくりと読み込んでいける作品だと思います。
転生、神話、学園、そして三国志――一見すると大胆すぎるほどの要素を、見事にひとつの物語へと束ね上げた作品です。
幾度もの死と転生を越えてなお続く女神たちの旅路はスケールが大きく、同時に「成長」や「絆」といった普遍的なテーマが丁寧に描かれているため、壮大さの中にも確かな感情の軸が感じられます。
転生を重ねるごとに変化していく心情や、揺らぎながらも深まっていく絆が、物語に厚みを与えています。
さらに、三国志という歴史の舞台を大胆に取り入れた構成は独創的で、先の展開が読めないわくわく感を生み出しています。
神話と歴史が交錯する世界観に浸りたい方に、ぜひおすすめしたい一作です。
とにかく規格外れで、今まであった物語の枠にとらわれない作品だと思います。
二人の女神、彼女達は一体何者!?
学園の女の子かと思いきや、歴史の表舞台を動かす存在にまでなったりして。
転生物も、こんな展開があったのかあ~、と脱帽。
今自分が拝見してるのは、悠久の中国、三国志の時代。
劉備、張飛、趙雲、孔明……歴史を彩った英雄も出てきますが、注目すべきはヒロインたち。
孫尚香や貂蝉といった、ゲーム経験者なら知らないはずがない美女たちも活躍。
史実を忠実に反映しながらも、登場人物たちが活き活きと躍動します。
これから先どうなっていくのか。
歴史好きには、楽しみでやみません。