兄貴たるもの弟分との恋には落ちない〜ただし７年ぶりに再会した弟分は美少女に成長している。

幼少期、花巻大和（はなまきやまと）には自分を慕う弟分のユーキがいた。
高校２年生になった花巻は世話になった先輩の葬式の帰り、黒服に追われる少女・結城（ゆうき）を助ける。
彼女に「アニキ！」と呼ばれるが、ユーキと結城が同一人物とは分からず、「俺はお前の兄貴じゃねえよ」と答えた。

翌日、どうしても彼女のことが忘れられず、自分が恋をしているのだと気づく。
しかし、家に帰ってから結城はユーキが成長した７年後の姿だったのだと知って、忘れていたことを謝りに夜の街を駆ける。
全力で謝罪する花巻を見たユーキは「兄貴が兄貴のままで良かった」と笑うから、兄貴になりきると決めるのだった。

兄貴と弟分の距離感にドキドキしたりするけども、恋には落ちないと心に誓った漢の男気ラブコメ。