神格化された少年と、宇宙規模の片思い

宇宙規模の設定を持ちながら、物語の芯はとても個人的で静かな「想い」に置かれている作品だと感じました。

主人公が神として扱われる理由や、巨大な戦神像によるバトルは派手でおもしろいですが、それ以上に印象に残るのは、敵であり観測者でもある少女・唯との距離感だと思いました。

敵でありながら、ただ一人主人公の行く先を見続けている浅久間唯の存在が、物語に静かな緊張と切なさを与えていると、感じます。

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