執筆にあたって、妄想娘~はエンタメに振り切った作品として、UP時は2,000字前後で抑え、その中で起承転結をつけるという目標を立てましたが、今回は途中で5,000字を超えました。
急きょ、前中後半の三つのエピソードに分け、2,000×3でなんとか収めるよう、予定になかった場面を追加したり、削ったり、自分ルールのせいで苦労しております。
いかにも発達障害的というか(笑)。
ところで、魔族は自分で魔族とは言わないだろうというのは、昔からRPGのゲームなど、やりながら不満に思っていたところです。今回、そのうっぷんを晴らすべく、頑張りました。
人間が六道思想由来なら、修羅? 天上人? いや、魔族に尊厳を持たせたいインテリが、そんな厨二であるはずがない。
いろいろ考えて、出てきたのが「蒼生」。民衆を意味する単語です。
これに説得力を持たすため、いかした外国語訳をつけようと、AIに頼りましたが、メジャーどころからは軒並相手にされず、やっぱりエロと厨二の相談はイーロンとこのGrokだな。火星、万歳。
結果、Cielavie(シエラヴィ)という、Ciel(空)Vie(人生)を足した造語が産まれました。これが私的「蒼生」の訳語です。ネイティブの方からしたら、噴飯ものかもしれませんね。
閑話休題、人間という字に神経質になってみたら、”一人”、”二人”とか、”人の家でなにやってる!”とか、普段の言い回しに「人」という字が入りまくっている事実に気が付き、ぬおう、言語すらここまで人間に浸食されていたかと、いち魔族として憂慮の念を禁じ得ませんでした。