• ホラー
  • 異世界ファンタジー

八門の女神

メインの「風に紡ぐ絲」が、主人公の登場に当たって、センシティブな問題に直面しました。来月、専門家に会ってお話を聞く機会を得ましたので、そこまで執筆は控えることにします。

その間、何か短編を書けないかと思いつつ、とある無料のゲームに夢中だったわけですけれど、そこからアイデアを得たのが、今回のサキュバスのお話でした。え、夢魔が出てくるゲーム?とか、勘の良いやつは嫌いだよ。

無駄に蓄えているカルト知識を総動員して、人間は火星からの移住者で、地球に住んでいた恐竜(竜族)と戦争したのだ──火星人は、恐竜族に対抗するため、ハイブリッド種を作りだし、それがやがて魔族と呼ばれるように……と、世界設定はすらすら出てきました。勿論、異世界なので、火星っぽい、地球っぽい別の星が舞台です。

大穴の最下層にある祝福の女神の正体も考えてあるのですが、たぶんそこまで話は続かない(笑)。

軽いノリから始めたアイデアなので、いろいろ詰めは甘いのですが、題名の「~ひさかたの闇」にも物語上の仕掛けがあって、ひさかたは光の枕詞だカス!と罵ってくれる和歌マニアの方、絶賛大募集中です。

こういうライトノベル的なノリが好きですが、団鬼六や中島らもの本で育てられた身としては、変なプライドと言いますか、ついR-18Gとして書き進めてしまい、そっちのバージョンはPixivにありますので、ご興味があれば是非よろしくお願いします。

しかしカクヨムで許されるR-15化のため、500字くらい削ったうえ、表現も大幅に変更せざるを得ませんでした、チクショー。でも今回ほど、AIに助けられたことはないですね。「不適切な内容が含まれているので校正できません」から始まって、オッケーを貰うまでだいぶかかりました。もう軍事政権の検閲を受けている気分でしたよ。

でもおかげで、カクヨムにもアップできて、嬉しいです。ご感想など頂ければ、幸いに存じます。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する