羽が生えた女の切ない恋の物語

 切なさや人間の醜さや教訓、この一つの作品にいろいろつまっていて素晴らしい作品でした。

 主人公は鳥御門家というところの女の子。
その一族の人はみんな鳥のような羽が生えているらしい。

 鳥御門家の女は16になると、卵を産むようで、主人公も痛い思いをして卵を産みました。

 それは無精卵だったのだけど、つがいもえらばないとという話が鳥御門家で出てきます。

 主人公はそれを聞いて、清之助という男のことを思い浮かべました。主人公は彼のことが好きでした。

 しかし、清之助には好きな人がいるようで、しかもその人は今病に臥せっているという。

 それを知った主人公はある考えが浮かびます。  
 彼女はいったい何をしようとしているのか?
 この物語はどこへ向かっていくのか?

 ここからはあなたの目で確かめていただきたいです。

 非常に読みやすい文章で書かれているのですが、しかし昔話っぽい雰囲気も損なっていなくて、ストーリーも重厚だし、完成度のとても高い作品でした。オススメです!

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