概要
文章が突然変わっている章がございます。
現在 第113話まで、推敲完了
郊外の小高い丘に佇む
桜の大樹の傍に建つ喫茶店。
〝喫茶 桜〟
悩みを抱え訪れた者は
そこで自らの過去と向き合う事になる。
だが、その店には
もう一つの役割があった。
不死の呪縛に囚われた美しき魔女。
彼女を守る者。
そして、過去に劫火で灼かれ
怨念を抱く転生者たち——
絡み合う因果の鎖は
やがて避けられぬ悲劇へと収束していく。
血塗れの運命が交わる時
嚮後にて響くのは——
〝桜の鎮魂歌〟
2025.5.23〜
🌸あらすじ要約🌸
悩みが解決すると噂の
丘の上の不思議カフェ──
『喫茶 桜』
扉を開ければ
転生者の前世の怨念が大渋滞!
イケメン陰陽師
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!美しい詩は壮大な世界を築く歌となる
コーヒーの香りが届いてくる穏やかな始まりは、すぐに美しい筆致によって狂気へと導かれ、気づけば独特の世界に身を置くことになる。
でもそれは決して居心地のわるいものではなく、むしろ人間が自然に抱く感情に溢れた、切なくも共感度の高い場所。
つらい過去を背負うゆえに補い合おうとする登場人物たちによって投げられる「なぜ」という疑問は、そのまま読書の楽しみとなって作用し、どんどん物語の世界へ引っ張ってくれます。
詩的な表現は心地よさをもたらすも、耽美的な世界だけにとどめない激しさ、圧倒的なまでに容赦のない残酷で鮮明な描写、漂う不気味な静けさ。
時間をかけてよく練り上げられたことが読み取れる物語は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その愛は、最も美しい絶望の別名
挽かれた肉の海に浮かぶ桜の花弁、その残像が強く目に焼き付いているような作品でした。
美しいものと残酷なものが背中合わせに存在するこの世界の手触りが、字面から伝わってきます。
まずはじめに、時也の「か弱さ」の描写に、意図的に誤解させるような、正しい判断をさせない誘導がありました。
敬語を使い、機械音痴で、ドレスを着せられ連れ去られる姿に、私は完全に彼を「守られる側」だと思って読み進めていたからです。
だけど、ある場面で彼が覚醒したとき、その穏やかな外見の内に潜んでいた修羅が露わになり、彼に対する認識が覆されました。
部屋一つを血と肉の海に変える暴力性と、裏庭で紅茶を淹れる優しさが同一…続きを読む - ★★★ Excellent!!!因果を理解したくて、先を読まずにいられなくなる物語
いいねの交流をきっかけに、こちらの作品に触れました。
美しい桜の大樹の描写から「生まれ変わり」を感じさせる冒頭は、とても印象的で、どこか現実から切り離されたような不思議な世界観に引き込まれます。
ところが数話読み進めると、その美しさとは対照的に、鬼気迫る展開が怒涛のように続きます。
(やや生々しい描写もありますが)
「一体、何が起きたのか?」と読者を一気に釘付けにする場面があり、
何故?
何が起こった?
という疑問を強く抱かされる作品だと感じました。
その「何故」を理解したい、という欲求が、この物語を読み進める原動力になるのだと思います。
現在342話と非常にボリュームのある作品…続きを読む