拙作、「文芸部の綴りかた」を公開してからは、果たして誰か読んでくれるのかと気を揉む日々でした。何しろ全く流行りと関係ない話なので。
おかげさまで、何名かの方々に読んでいただき、あたたかい応援も頂戴しました。個別に返礼できておらず恐縮なのですが、この場で御礼申し上げます。
さて、読み返してみるとテーマが三つくらいに分散しており、長編の一部を切り出した弊害がもろに出ています。一応は生徒会という裏方の矜持を描いたつもりでしたが、どうしても小西修一と折本こずえの創作への絡み方や二人の関係そのものが消化不良になっています。
そこで補足の意味で、後日譚を投稿することにしました。これまた長編からの切り出しですが、修一とこずえの会話劇です。
二千字程度の掌編なので、よろしければご覧ください。