「純文学（？）」を含む小説

かれこれ45年ほど、「筒井康隆」というSF作家にはまってきました。ツツイの前にツツイなし、ツツイの後にツツイなし。空前絶後の傾倒の仕方で、傾きすぎて、人間がツブれてしまった…これ…

昨日、夢を諦めたオナトモと電話をした。

こよい書きしはありのまま テキトー気ままにそのままに 在りしこのまま行く先いずこ 筆の向くまま閉じ込めませう

駅前商店街のはずれにぽつんと建つ、ちょっと傾いたプレハブ小屋。 看板には「市役所臨時相談窓口」と書いてあるけれど、実態は暇を持て余した非常勤職員・春川悠人の居場所……のはずだった…

「磯貝雲峰」(いそがいうんぽう)という新島襄の門下生であった詩人・研究者を題材にした短編小説です。 短い作品で、どなた様にもおすすめです。

TikTok小説家とコラボ！【1分で読める創作小説】に挑戦しよう！ 一話1000文字程度の短編集です。 どれからご覧頂いても構いませんし、一話だけでもご覧頂ければ幸いです。

■自主企画【新作のみ】主人公の半径5m以内、10分以内の出来事を純文学風に2万文字以内で書け（～2/28）■ この企画に参加するための書き下ろし。

少年が自殺未遂した。 たったそれだけ。 縦読み推奨。

平凡な高校生が遭遇した、平凡な梅雨の、平凡な日常。 ただ、その平凡というのはもっとも難解だということ。

　深夜バスで隣り合った、名前も知らない男女の一夜の物語。 　 　交わした言葉は、「ありがとう」と、「すみません」の、二言だけ。 　共有したのは、サービスエリアの、一本の煙草の煙だ…

小学校五年生の薫は夏、父に連れられ、田舎町の祖父母の家にやってきた。 初めは風鈴が涼やかに鳴る風通しのいい部屋で読書をしていたが、 遅れてやって来た従弟の少年、翔太により外へ連れ…

その宇宙船は、船内の循環機構の中枢を担う、ある植物《プラント》がある。その植物は、死体を含めて人間の出すものを養分として発芽し育ち、実は蛋白源となり、葉や茎は食用となり、繊維を供…

仕事をやめた俺は学生時代から得意だと思っていた事柄に意識を傾けた。 それは大半の人間が持っていない素質を見抜くことであり、唯一無二ではない存在を見分ける力だった。

古き時代に生きていた妖精のみが扱える伝承にある全ての魔導を扱える人間『フェリアス・シンクロナイザー』のハンパ者。 赤髪の女騎士というともだちを手に入れた彼は聖王国最強の聖剣を手に…

　八百万の神々。その最高神にして、現代日本を守護せし存在、天照大御神（あまてらすおおみかみ）。万物を照らすと言われる彼女も、密かに苦悩を抱えていた。年の瀬が近づいたある日、一人の…

【2022年・文披31題参加作品】 小学六年生の佐々木夜は小学生最後の夏休みを迎えた。 『自分のことは自分でやる』 その目標を胸に、頑張ろうと意気込むが……。 夏夜(https…

待望？　の８シーズン超突入！♡ 楽杏アリスのひとりつぶやき♡ ファーストシーズンからの８シーズン目♡ 一度読めばアリスの迷宮から 出られなくなるはず…… そのはず……きっと………

詩とは、言葉の衝動。 痛みも、喜びも、戸惑いも、すべてを詠えばいい。 そして、詩も日記になる。

　海沿いの街、梶栗郷にひっそりと佇むファッションホテル『ピシナム』は、２０１９年２月にその歴史に終止符を打った。 　ホテルマンとして働いていた青年の磯辺は、ライターの秋山千鶴か…

１月生まれの千織さんと三島さんに捧げます。 　科学技術の進歩は、人間を神に近づけなどしなかった。 　ただ、人間がいかに不潔で、欠陥だらけの有機物であるかを暴き立てただけだ。 　…