切なくて美しい物語

 主人公は昔、聖女だった。
 彼女は誰かが怪我をしたとき、その傷口に手をかざせば、それを治すことができた。

 主人公のその力はだんだん噂されるようになり、ついに皇帝宮へと呼ばれる。
 そしてそこで皇太子のミハエルに出会う。彼はは病弱で美しい少年だった。
 主人公はミハエルをその力で癒しているうちに彼と仲良くなっていく。

 このまま二人が結ばれてほしい、そう思っていたのですが……。
 悲しい物語でしたが、非常に美しくもありました。
 純愛をしっかり描いた作品でした。
 幸せなカップルを描いた小説もいいですが、こういう作品もそれはそれで味わい深いものがあると思います。おすすめです。

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