日本神話の最高神にして恋に恋する乙女、アマテラス。彼女は少女マンガのように、イケメンと相合傘デートしたいと思っている。
でも、アマテラスが外に出ると常に太陽が出てしまう。
どうしたら雨が降るのかと実験していたら、何だかおかしなことに……?
「あるもの」と「あるもの」の組み合わせで、時にとんでもない相乗効果を生み出す。
本作でも、アマテラスにいろいろな物体をくっつけたら天気がおかしくなる、という面白い現象が起こっている。
だが、作者が得意とする「妙な組み合わせ」はそれだけではない。
予想をはるかに上回る、とんでもないラストが待っているのだ。
「日本神話」と「大騒動のコメディ」の組み合わせは、あなたに大笑いと驚きをもたらすこと、間違いなし!
天照大神さんに永遠の乙女心があったら、こんなに可愛いヒロインになってしまうのか……由緒正しい最高神のはずなのに、有名なやらかし談『天岩戸』の失敗談も逆に面白さに華を添えていて、魅力に拍車をかけていたのが面白すぎました。
神としての性質上「外に出ると晴れてしまう」……でも「イケメンと雨の日デートがしたい!」という願望の中、試行錯誤しては、またすんげぇ怒られそうな超常現象を巻き起こしていく焦燥感!
何かもうアマテラスさんの可愛さだけで、ヒーロー役は出てこずともラブコメ少女漫画のような面白さがあります……が、やはり本質はジャンルにある通り「ミステリー」。
作者である黒澤様の短編における伝家の宝刀とも呼ぶべき、
「前編で魅力と興味を最大限に引き上げ」→「後編で爽快なまでの種明かしをする!」
今回も相変わらず最高の切れ味を見せつけられました……!
皆様も経験があるかもしれない「神道と仏教の線引きってどうだっけ?」という疑問を、まさかこうも上手く物語に落とし込むとは!
細かな作法とか、本当にごちゃ混ぜになっちゃいますよね……しかしまさか、我らがアマテラスさんに当てはめると、こんな壮大な問題に発展してしまうとは!
1万字以内で読めるスッキリとした短編。
アマテラスさんの可愛さ×ミステリー要素×かけあいのコミカルな面白さ、全てが詰まっていて本当に楽しかったです……ご一読おすすめ致します~!
追伸:この可愛さ、是非ともラブコメに四苦八苦するアマテラスさんの物語、続きを読んでみたいですね……!
天照大御神といえば、日本における大神である。
しかし、そんな彼女にも願望があった。
それは……イケメン男子との相合傘をすること。
神様なのに、なんとも乙女らしい願いなんだろうか。
しかし、彼女は太陽を司る神様。
彼女が地上にいる限り、天候は晴れ模様。
雨の日デートなんて、夢のまた夢。
だが、諦めきれない彼女は何としてでも雨を降らそうと奮闘する。
その甲斐もあって、何とか雨を降らせることに成功!
……しかし、そのせいで良くないことも巻き起こしていて……。
これは己の願望を果たしたいが為に周りを巻き込んでしまったアマテラスさんのやらかし物語である(笑)
やりたいことはあるけれど、
それは自分の体質的、または生まれ持ったハンディなので困難な状況ということはあったりするものにございます。
私なんかは体が固いものでして、どうしても柔軟運動ができませぬ。
また、体質的に背の低い方からしてみたら、「電車の吊り革に捕まってみるのが憧れだった」みたいなことを言う方もおりますな。
今回の主人公はアマテラスでしたか……。
カクヨムだからなんですかねえ、この先生が意地でも人間を主人公にしないのは。
まあそれはともかく、この方にも変わった体質があり、何せ太陽の神で仰られるので外に出れば太陽がついてきてしまう。
すなわち、雨を見ることがあまりないのにございますな。
彼女の願望は、「イケメンと相合傘がしたい」なるものでした。
……雨が降りさえすればイケメンとデートできる。と思っているあたり、やっぱり神様なのでしょうな。
それで、色々と雨が降るように努力をしていくのが、なんだかおかしなことになっていってしまい……
最終的に絶対に吊るされててるてる坊主にさせられると。
そういうお話にございます。
……
……
……
……
……
……
……・
……
……
……
……
……
……
……
……
あ、以下ネタバレを含みますので、未読の方は回れ右をお願いしますね。
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
サテサテ、現在、死神となった先生の手伝いでとある集落にいる私から、
皆様に朗報がございます。
先生は、当然これの続編も検討されており、
それをひっさげてついに、NHKの朝の連ドラにカチこもうと言う野望を抱いております。
大量に増えちゃったアマテラス。
収集がつかなくなっちゃった状況に、再び岩の中にでも封印したほうがいいんじゃないのか? と考えたアメノミコト。
そこでしまっちゃおうおじさん ならぬ
吊るしちゃおうおじさんのタジカラオは、一計を案じました。
もう、岩の中じゃなくて、水の中にしまっちゃうのがいいんじゃないか?
と言うことで、大量のアマテラスを常でひいてやってきたのは、岩の中……
ではなく、岩手県は北三陸。そこで海にでも沈めてお魚でもとってもらい、
人々に詫びさせよう。と言うことにございまして。
毎日海の中で慈悲と英知を願うアマテラスは
「慈英、慈英、慈英……(じぇじぇじぇ)」と泣くのでした。
これがのちに「アマちゃん」と呼ばれる……と言う物語を執筆中にございます。
ご期待ください。
とても情報量の多い作品です。
読者によっては、一瞬読みづらいなと思ってしまうかもしれませんが、それでも読んで欲しい。
できれば、あまり考えずに、まずは勢いで読んで欲しいです。内容の深読みは、その後で。
まずは、お話を追いかけてほしいのです。
日本神話の最高神であるアマテラスの、乙女としての可愛らしい願望と、世界を揺るがす異常気象が地続きになっている!ことにびっくりするはずです。
それに加えて神仏習合や参拝作法の誤解といった文化的なずれが、アマテラス自身を侵食し、力の暴走へとつながっていく展開には更にびっくりです。
一通り笑って読み終えたあとに、ふといろいろ考えさせられると思います。例えばですが、軽妙な語り口の裏で、信じられ方が存在を変えてしまう怖さが静かに描かれているのかな、とか。
深読みしようとすればするほど難しく、背景にどれだけ知識があるかが問われるような作品であると思います。
その一方で、流れに身を任せればコメディとして楽しめます。
その二重構造こそが、この物語の最大の最高の魅力であると私は思います。
黒澤 主計様
言わずと知れた、プロのミステリー作家様✒️✨
わたしはカヌレ様作品の変化を感じている。
今までのお作品は、ひどい目に遭う男性。怪人が主人公だった。
しかし、
『ゼウスさんちのアキバ紀行』
から、かわいいを描かれている💕
キャピってるのだ✨😆♪✨
今回のお作品も、かわいいが過ぎる。
天照大神。
アマテラス。
少女の見た目、乙女の心。
恋に憧れる女の子。
いろいろ、かわいいが渋滞していたが、わたしのツボは、
アマテラスが肩をつかまれるとこ。
ソコ😳!!!
と思われるかもしれない。
うん、ソコ。
わたしは、かわいい·おもしろいが大好きなのだ。
おもしろいにプラスされて、
✨かわいい✨
が加わったカヌレ様。
ますます、目が離せない👀♪
日本神話に登場する神様・アマテラスさん。
年頃の女の子である彼女は少女漫画に興味津々。彼女は漫画に憧れて「イケメン男子と相合傘がしたい!」と願いますが、残念ながら「外に出ると空が晴れる」という神様特有の特異体質が……。
天照大御神が少女漫画にハマる、と今回もブッ飛んだ設定に驚かされました。
アマテラスさんはとにかく好奇心旺盛で、「どういう条件下で自分が外に出たと判定されるのか」とかを実験し始めます(笑)。彼女の行動の全てが愛らしくて、ずっと読んでいたくなります。
仏教や神道、西遊記など、多種多様な知識が盛りだくさん。僕はあまり詳しくない分野なのですが、何の問題もなく楽しむことができました。「へー!」と知識が増えていく感じが心地よかったです。
アマテラスさんのキュートな一面を覗いてみたいという方、是非お手に取ってみてください!!
神話、仏教、古典、アニメ、とにかくいろんなネタがふんだんに盛り込まれた作品です。
正直言ってカオスですが、ちゃんとまとまっているのが不思議です(笑)
主人公はなんとあの天照大御神。言わずと知れた太陽神です。
岩戸隠れの伝説とか有名ですよね。本作でもその話が出てきます。
この作品の特異で面白いのが、天照大御神が「イケメン男子と相合い傘がしたい!」ということを望んでいる年頃の乙女みたいな思考をしているところです。
でも、彼女は太陽神なので、雨が降っているときに外に出ても太陽が出てしまう。
どうにかして外にいても雨が降るようにしようと彼女は試行錯誤することになります。
そしてその結果、ハチャメチャなことになります(笑)
作者の知識量と発想力が凄まじい作品です。
とても面白かったので、是非読んでみてください!
アマテラスさん。
言わずと知れた日本の最高神である。
でも3千歳もとうにこえてるアマテラスさんにはやりたいことがあった。
それはイケメンとの相合傘。
黒色のセーラー服にふんわり三つ編み。150センチのアマテラスさんは、きっと、とても可愛い。
そのアマテラスさん、外に出ると必ず晴れる。白い雲さえなく晴れ渡る。
なんとか、雨が降らないかと、アマテラスさんが実験をしていくのだが――!?
アマテラスさんが可愛い。そして、神仏習合ということも勉強になります。さすが黒澤さん…!
途中で雨を降らせるのに成功したけど、なんだかおかしい。ここ、私もなんで?と思っていました。
天の岩戸を開けたというタヂカラオのキャラもとても良く、吊るされるアマテラスさんが不憫になってくるけど仕方がない。
知識がついて勉強になり、かつ、アマテラスさんが可愛いという、素敵なお話でした!
街はきっとカオスになっていると思います。
そしてイケメンと知り合うというミッションはコンプリートされたのでしょうか?!
とても面白かったです!
オススメします。ぜひご一読くださいませ…!
本編の主人公はなんと、恋をしたことのない乙女心を秘める太陽の神――アマテラスこと、天照大神さま。
引きこもれば太陽が消え、外に出ると太陽が顔を出す特性を遺憾無く発揮。まさに神話に基づいたストーリーテリングが魅力的です。
特筆したいのが、そんな乙女な神様を年頃の女の子に準え、イケメン相手に相合傘デートをしたいシチュを叶えたい願望をコメディ路線で描かれている点です。
なんとしても雨を降らせたい。
どうすれば雨は降ってくれるのかな。
純朴な思いが彼女を駆り立てていきます。
色々と「科学実験」をしながら雨を降らす方法を模索する彼女。まるで本当の女子学生のような感覚に誘われ、神様であることを忘れさせる程の没入感を覚えます。
果たして、アマテラス様が迎える結末はいかに?