お兄さまはすぐそこに
- ★★★ Excellent!!!
わたくしは、今日はご友人の皆さんと恋のお話をする集まりを開きました。
次々と秘めた恋物語を打ち明け、とうとうわたくしの番になりました。
わたくしは夜眠る時に怖くなる時がありました。でもお兄さまの手で握ってもらうと、すぐに眠りに落ちることができたのです――。
作者さまの筆致と相まって、優美なお嬢様たちの情景が目に浮かぶようでした。詳細な説明はないのに、目に鮮やかに浮かぶようなのです。
そこがもう凄いと思いました。
切ない片想い。身分違いの恋。
使用人の孫であるお兄さまと、お嬢様であるわたくしの縁は絡まる運命にはありませんでした。
けれど。
お兄さまの自分より太く逞しい手が、わたくしにとっては、何よりも安心できるものだったのです。
切なく幼い恋心は、やがてある想いを孕みます。
この先はご自身の目でお確かめ下さい。
耽美で優雅。
けれど、きっと誰よりも純真で真っすぐな愛をご一読下さいませ。
きっと、わたくしの虜になっているはずです。
オススメです…! ぜひ…!!