ほどほど、という美学。

ああ人間というやつは……

「白黒はっきりしなければ!」 と議論を始めて、
やがて意見の収集がつかず「まあほどほどにやっていこう」と、結論をつける。

これを数千年繰り返してきたんだなあ……とこの作品を読んで思いました。


多様化の進んだ昨今なら尚更のこと。




そうです。人類なんて数十億人がそれぞれの場所でそれぞれの思いを抱えながら好き勝手生きてるんです。
意見がまとまるわけがないんです。

そしてそこには、似たような議論が続くわけなんですよ。

結局のところ、
夫婦別姓はアリなのかナシなのか。
原発依存はアリなのかナシなのか。
同性結婚は成立するのかしないのか、
偉大な音楽家はビートルズかピストルズか。
コーラは、コカコーラかペプシコーラか。


そして、人間にとって好ましい天気は晴れなのか雨なのか!!

そら、こうもなるよなー。というオチを持ってしてこの物語は終わります。


なんでもほどほどに。
ほどほど超えたら自己責任よ!!


今はこんな時代で、
白か黒か!! なんて迫る人というのはあまりいないのでしょうな。



ご一読を。









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