心温まる短編
- ★★★ Excellent!!!
生者と死者の区別なく視える少女は、廃教会で出会った幽霊の少年から、エッグノッグと「殻の外の世界」を教えられます。
時が流れ、大人になった彼女はオカルトライターとして再び彼と出会い、自身の人生を振り返ります。
静かな語り口ながら、孤独や成長への不安が胸に残る作品です。少年の言葉は説教くさくならず、自然に読者の心に染み込みます。
エッグノッグというモチーフが「人生そのもの」を象徴していて印象的でした。
優しくも切ない余韻があり、冬に読みたくなる一編だと思いました。