感情を丁寧に描いた作品

自殺した少女・流実は異世界に招かれ、死神を宿す軍総司令官クロノア(靭)の世話係となる
恐れられ孤立する彼と、傷を抱えた流実が出会い、同居生活を通して少しずつ距離を縮めていく……

重い設定ながら、流実の素直な視点が物語を柔らかくしており、とても読みやすいです。
死神という恐怖の象徴が、実は孤独を背負った人間であるという描写が印象的でした。

異世界ファンタジーでありながら、人間関係の痛みや共感が丁寧に描かれている点が魅力の一作です。

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