「存在しないはずの都市」に触れてしまう感覚

本作は、都市の記録から消された中枢〈BLACK NODE〉を巡る、静かで重厚なサイバーSFです。

量子記録という最先端の題材と、地下に残されたアナログな装置や空気感の対比が印象的で、こんな都市、ほんとにあるかもしれない、と思わされます。

探索と会話の積み重ねで不穏さを醸していく進行が心地よく、じわじわ没入するタイプの物語だと感じました。

夜に読むと特に雰囲気に引き込まれる一作でおすすめです。

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