恨み、それは巡って憧れなのか。ただ”生きたかった”戦乱の世の男たち
- ★★★ Excellent!!!
この作品を読んで素晴らしいと思ったのは、単なるホラー作品ではないことです。
父を恨むような息子の視点で描かれておりますが、読み解いていくと、新選組が活躍していた時代、戦乱の世で”生きたかった”男たちの物語だと感じました。
あるものは、とんがらし地蔵にお参りし、あるものは礼を尽くしてまでも新選組を守ろうとした。
そこに生き方が見えてくる。
もちろん、ホラー要素として、ラストには一体次は誰がこの世で生きたいと願い生まれ出るのかという不気味な余韻を残して終わったのも素晴らしいです!
新選組が好きな方にも、ホラーが好きな方にも、戦乱の世の生き様が好きな方にもおすすめしたい作品です!