概要
お前は、私なのだ。
【カクヨムコン11】読了時間約12分
「あなたは私を殺しましたね──
一話完結。新選組副長・山南敬助の死。その身体に宿ったのは、知らずに殺した息子の魂なのか──
輪廻の業が紡ぐ、静かな復讐と哀しみの連鎖。細い刀、地蔵、童歌が繰り返す不気味な余韻。
読み切り短篇の心理ホラーです。
AI補助利用は「作品の感想を聞いてもらうために」使いました。
「あなたは私を殺しましたね──
一話完結。新選組副長・山南敬助の死。その身体に宿ったのは、知らずに殺した息子の魂なのか──
輪廻の業が紡ぐ、静かな復讐と哀しみの連鎖。細い刀、地蔵、童歌が繰り返す不気味な余韻。
読み切り短篇の心理ホラーです。
AI補助利用は「作品の感想を聞いてもらうために」使いました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰の生が、ここに残っているのか
本作「とんがらし地蔵」は、新選組副長・山南敬助という史実上の人物を軸に、
父と子、生と死、継承と代替、愛と罪を重ねて描いた幻想歴史譚です。
人格の交替を、単なる「魂の入れ替わり」ではなく、
役割が引き継がれていく過程として描いている点が印象的でした。
父を否定しきれない要助の歪んだ感情と、
二人称を基調とした不安定な語りが重なり合い、
読者に説明されない違和感を静かに積み重ねていきます。
「完」と記されながら、どこか終わっていないように感じられる読後感も強く、
不確かさは周到に組み立てられ、
確かな手応えとして読み手の側に残してゆきます。
歴史小説の枠を越えた読書体験を求める人にすすめ…続きを読む