狙い澄まして、当てるのは。
- ★★★ Excellent!!!
幽霊捕獲の一報から幕を開ける本作は、ミステリやロマンス、コメディ要素を載せたゴシックホラーである。
ハングリー精神旺盛な記者・ウォルター氏は、降霊術に傾倒した狂人・トレンブル氏の体験を聴取するため彼の屋敷を訪れた。
そこでウォルター氏はトレンブル氏が狂人と呼ばれるきっかけを作った事件の真相と、トレンブル氏の気持ちに触れることになる。
ホラー好きなら嬉しくなってしまうであろうポルターガイスト現象や、各所に撒かれたフックが誘うミスリードに胸を高鳴らせている段階も心地好いが、真実が明かされる段階に至ったなら、それまで以上の爽快感をおぼえることだろう。
2人の関係性の変化も見逃せない。
箱に捕まったのは?事件の真相は?そしてこの話の結末は?
少しでも興味が湧いたなら、さび付いたドアノッカーを叩いてほしい。
出迎えてくれるのが人間とは限らないかもしれないが。