夢のような時間、夢のような場所

 就職活動がうまくいかなかったり、彼女に振られたりした主人公は、傷心旅行に出かける。
 そして訪れたのは天空都市。

 そこで、ある不思議な少女と出会う。
 彼女の名前はミミ。
 明るくて天真爛漫な彼女に癒されるが、どこかこの物語には儚い空気のようなものが冒頭からずっと漂っている。

 この儚さはなんだろうか?
 この世界はいったい?
 そして終盤で発生する驚きの真実。

 どこか世界観が幻想的で、読みごたえがありました。 変わったものが読みたい方におすすめです。