概要
このトシでうろたえるのも格好が悪いからな。さて、ビビよ。寝ようか
森で孤独に暮らしていた薬師のビビの元に、死にかけのハンターが訪れる。
命を救われたハンターは、教会の支配下で生きるビビの自由を求めて、万能薬の材料を探す旅に出ようともちかけた。
「万能薬って……おとぎ話ですよ」
「そうでもない、必要なものはハッキリしている。沼地のヌシの大ウロコ、大鍾乳洞の奥で採れる七色の涙、氷河雪ナマズのヒゲ、それから死の山に住むドラゴンの心臓だ」
全力の信頼と思慕で飛び込んでくるビビを、ハンターはひたすら、なだめて守って甘やかす。
年の差コンビの糖度高めな旅路は、眠りを腕に預け、泣きながら困難を越えていく。
=====
『薬師は独りで眠れない』
https://kakuyomu.jp/works/16817139557671297707
の1章部分を改稿したものです
命を救われたハンターは、教会の支配下で生きるビビの自由を求めて、万能薬の材料を探す旅に出ようともちかけた。
「万能薬って……おとぎ話ですよ」
「そうでもない、必要なものはハッキリしている。沼地のヌシの大ウロコ、大鍾乳洞の奥で採れる七色の涙、氷河雪ナマズのヒゲ、それから死の山に住むドラゴンの心臓だ」
全力の信頼と思慕で飛び込んでくるビビを、ハンターはひたすら、なだめて守って甘やかす。
年の差コンビの糖度高めな旅路は、眠りを腕に預け、泣きながら困難を越えていく。
=====
『薬師は独りで眠れない』
https://kakuyomu.jp/works/16817139557671297707
の1章部分を改稿したものです
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!守り守られ、翻弄しあう。甘くも頼もしい関係性の恋愛×冒険ファンタジー
薬師のビビが家に戻ると、瀕死の男が座り込んでいた。年のころは四十くらいだろうか。危険を伴う治療の後、彼が取り出したのはビビの師匠からの手紙で――かくして、万能薬を調合し、ビビが自由を手に入れるための旅が始まる。
旅。それは冒険。走り出す運命!
教会から異端者扱いされ、薬師として搾取されているビビは、小さな森に、そして退屈と孤独に閉じ込められたまま一生を終えるはずでした。でも、ハンターという運命が転がり込んできたことで、世界が動き出します。
彼女にとって、森から出て異端者扱いされずに生きることは夢物語。万能薬だっておとぎ話。だけど、ハンターはビビのことを異端者扱いせず、外へと連れ出して…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夏の読書を楽しみたいあなたへ……。
森で孤独に暮らしていた薬師のビビの元に、死にかけのハンターが訪れる……。
【MFブックス】イケオジ小説コンテスト【中編】参加作品となります。
様々な「イケオジ」を読まれて食傷気味な読者様に、特にお勧め致します。
僕は思うのですが、こちらの物語は夜に森の中で焚火をしているような、そんな心細くて力強い、相反する不思議な空気感を纏っている気がします。
小説とは様々な側面を持ち、主に「静」と「動」。ざっくり言えば「心理」と「行動」。
この二つをどれだけ巧みに組み合わせ、絡め合わせてテーマに導くかが「一つのポイント」となります。静かなだけだとつまらないし、騒がしいだけでも駄目です。緩急があり、…続きを読む