概要
妄コン「約束の場所」優秀作品(約2500字)
浦島太郎現象により、二度と会えないであろう親友。戻る頃には死んでるから、墓参りをしてくれ、と約束をする。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!これぞブロマンス! 深い友情が実らせた小粋な結末。
ヒューマンドラマを内包したSFが主戦場の岩名理子さんの最新作です。本作は「妄想コンテスト(約束の場所部門)優秀作」を受賞されているだけあり、短いのですが、情報は過不足がなく、ストレートに読み手の心に響いてきますね。セリフ回しもなんともオシャレです。
ストーリーは、明日地球型の惑星エリダヌスへの調査に旅立つ主人公の飯田が、余命いくばくもない親友(こっちも宇宙オタクだった)の佐々木と酒を飲みかわす場面からスタートします。飯田は、光速で往復するため、帰還するときには既に20年の時が経過している。佐々木と会えるのもこれが最後です。
ですが、佐々木は「帰ってきたら、あの丘にある俺の墓に地球で一番…続きを読む - ★★★ Excellent!!!宇宙から帰還した飯田が、約束の地で見たものは……
親友の二人、飯田と佐々木は別々の道へと進んだ。
飯田は宇宙飛行士の道へ、そして佐々木は地質博士の道へ。
惑星エリダヌスへと旅立つことになった飯田は、佐々木との別れをする。彼が地球へと戻る頃には、浦島太郎効果により佐々木はもう生きていないからだ。
そんな時、佐々木は飯田にもし無事に地球に戻れたら、自分の墓参りをして、地球で一番うまい酒をかけてくれと約束する。
およそ2500文字弱のSF短編です。
良質な短編を書く上で、結末をどのように締めるのか。
これが短編の命と言っても過言ではありません。
この作者様は、どんな結末で締めたのか。地球に戻った飯田は約束の地で、果たして何を見た…続きを読む