この美しい川の名を、最愛の君と名付けたい。

全3話で構成された短編ですが、第1話での川の描写は詩的であり、とても美しい情景が目に浮かぶようです。

読んでいて、穏やかに流れる川のせせらぎや、川底で眠る魚(たち)の寝息まで聞こえてくるかのようです。その川は美しく、静謐であり神聖であり、どこまでも至純です。

皆様も是非、この美しい川をひと目見に第1話をお読みください。きっとその美しさにあなたも感動するはずです。

ただし、川底を覗いてはなりません。

どうしても底を見たいのであれば、第2話と第3話をお読みください。

美しいものを美しいままにしておきたいのであれば、おすすめはいたしません。

カーティスクリーク、その意味は心の川。誰にも秘密な彼だけの川。

あなたが思うよりも、この美しい川は深く冷たいのです。

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