概要
神秘の力。家族との絆。現実の苦しみ。苦難を乗り越え、剣奈は自分自身、そして大切な人の居場所を求めさまよう。これは日常と異界が交錯する少女たちの勇気と再生の物語。
本話は本編『剣に見込まれヒーローに(♀)乙女の舞いで地脈を正します』(略称『剣巫女・本編』)の剣巫女二年春休みの冒険です。登場人物や設定などは『本編』とR15の『赤い女の幽霊 地図にない村 描けない池』を辞書的に使っていただければと思います。
剣奈の春休みの冒険。ぜひお楽しみくださいませ。
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🐈剣巫女・戦闘巫女剣奈シリーズ 現行主要三作品 時間関係🐈
⚡メイン作品:『剣に見込まれ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!病室の静けさから始まる、やさしい冒険の話
いじめや転校でちょっと疲れた心を抱えた主人公・剣奈が、春休みにふっと「ダンジョンに行きたい」と思うところから始まる物語です。病室で眠る“姉”のような存在を気づかいながら、母や周囲の人たちのあたたかさにふれ、少しずつ前を向いていく——そんな“やさしい一歩”の積み重ねが読みどころ。現実の手触り(病院や暮らしの描写)があるからこそ、異界へ向かう気持ちに切実さが宿り、読後には不思議と肩の力が抜けます。激しいバトルよりも、気持ちの通い合いと、日常の延長にある“ちいさな勇気”を味わいたい方にぴったり。完結作なので、区切りよく読めるのも嬉しいところ。春の空気のようなやわらかさに包まれながら、「よし、明日も…続きを読む
- ★★★ Excellent!!!そのダンジョンは、心の奥に通じていた
「ボク、ダンジョン行きたい!」
その一言は、心の底からこぼれ落ちた祈りだった。
いじめ、喪失、不安――
剣奈の内側に溜まった想いは、ある日突然、冒険への欲求に姿を変える。
現代の東京・吉祥寺。
剣巫女として異界と接した過去を持つ少女が、
今度は現実に存在する「ダンジョン」――日原鍾乳洞へ旅立つ。
待ち受けるのはモンスターではない。
それは、太古から続く「地脈」、大地の呼吸、石の言葉、
そして、彼女の「本当の居場所」を探す旅だった。
科学とファンタジー、現実と想像が溶け合う奇跡の地層で
剣奈が見つけたものとは?
これは、心の痛みを抱えた誰かに、そっと寄り添う
地質ファンタジー×再生…続きを読む - ★★★ Excellent!!!春休みの風に背中を押されて、剣奈の“やさしい勇気”が芽吹く
吉祥寺から行ける“世紀の断層ダンジョン”を探し当て、日原鍾乳洞へ。
冷たい谷風に震えつつも、母の言葉を思い出してセーターを重ねる小さな描写が、
家族の温度をやさしく灯す。
主人公が抱える「元男子」という複雑な背景と、過酷な現実。
そしてファンタジーの世界へと足を踏み入れた少女の、再生と冒険の物語である。
強い決意を持って未知の世界へ踏み出す姿に、冒頭から感動を覚えました。
主人公・剣奈がダンジョンで何を見つけ、どう成長していくのか、
この先が楽しみです。
『自分の居場所』を探す再生のアオハル冒険譚。
心に訴えかける感動的なストーリーを読みたい方に強くおすすめします。