概要
ん?本人うまくごまかされてチョロいだけ?そっそれは…… ちがくないかも……
日本の地震をなくしちゃえ!ボク、女の子になって異界で怪異退治の旅してます!
始まりはあの時、
「え〜 女の子になってる!?」
乙女舞の神事の為だ。舞い手に宿る清らかなる神気。それがワシを通じ、地脈の邪気を払うのだ。舞い手は清らかなる乙女でなくてはならぬ。
「なにそれ〜〜!?」
「えっ?えっ?え〜〜〜〜っ!?」
敵は宇宙からきた大魔王、悪の幽玄体「邪気」。地脈から地球星命エネルギーを喰らい、人の思念を繭に各地伝承から怪異を生みだす化け物!
谷底に落ちた少年は日本の地震をなくすため
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!笑って、泣いて、そして祈りたくなる。優しすぎる戦闘巫女の冒険譚
「女の子になっちゃった!」
そんな賑やかな始まりからは想像できないほど、本作は人の痛みや願いに真っ直ぐ向き合う物語でした。
主人公・剣奈は、男子だった自分の記憶を持ちながら、戦闘巫女として日本を守る使命を背負います。
可愛らしい反応やコミカルな掛け合いに思わず笑ってしまう一方で、彼女は決して戦うことを楽しんでいるわけではありません。
「人は斬りたくない」
その想いを抱えながら、それでも誰かを守るために前へ進もうとする姿がとても印象的でした。
また本作の大きな魅力は、日本各地の伝承や怪異を題材にしながら、そこに生きた人々の想いまで丁寧に描いているところです。
特に篠の物語は胸に迫…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少年の成長と、少女の立ち居振る舞いの美しさ
少年が美少女「剣奈」として生きていく物語は、柔らかい文体で丁寧につづられていきます。
また同時に静謐さが漂う文体に切り替わるなど、文章のバランスが巧みで読みながら心地よさを感じました。
男として巫女の役に向き合う「剣奈」の心情や、丹田やチャクラに影響する剣気の設定も興味深いものがありました。
剣奈と来国光のやりとりを通じて描かれる世界は躍動感があり、まさに動きの物語でもある。
同時に、仲間たちとのやりとりはあたたかい人間ドラマの側面もあり、じつに器の大きい物語という印象です。
過去の悲しみを抱きながらも少女として成長していく少年の姿は、胸を打つ場面がいくつもあります。
とくに美少…続きを読む - ★★★ Excellent!!!刀と使命が結びつく導入が印象的な、剣巫女の成長物語
この作品は、剣に選ばれた少年が巫女としての役割を引き受け、「剣奈」として歩み始める導入が丁寧に描かれている作品だと思います。
特に印象的だったのは、砂防ダムで来国光と契約を結び、女の子の姿へ変わってしまう場面です。命の危機をきっかけに剣と魂を結び、その代償として役割を背負う流れに無理がなく、設定が物語の中でしっかり機能していると感じました。また、剣気を使って砂防ダムを跳び越える場面も、主人公が力を得た実感と高揚感が素直に伝わってきて、序盤の大きな見せ場になっていたと思います。
さらに、来国光の拵えの回収や刀の手入れの描写には、刀剣用語や扱い方の具体性があり、作者の知識や関心が自然に作品の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!勝手ながらこの作品の気に入ったところ
現代文は苦手で、古文が好きなんですが、古文非常にきれいで読みやすいです。
小説として書体が非常に読みやすく構成されています。
ここにしかないと思った部分は、あなたは剣士です。いきなりスキルとかよくある話ですが、剣道や、剣についてしっかりと剣術について書かれている作品ってなかなかないと思います。
剣道は卑怯な段持ちのまっすぐナイトのように真ん中に構え剣芯を上に掲げていると最強という説があり、胴を防ぎ、突きは卑怯で、時間がかかり、こてしか狙えず渋々こてをねらおうと斜めに引きながら振ろうとした瞬間相手は上に掲げた剣を重力とともに下へと振り下ろす最強、最速の卑怯技があるのですが、そういう剣技の根本の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!🌸【TS美少女の原點】無垢な少年が伝説の剣を抜く瞬間を見逃すな!
見た目は絕世の美少女、中身は純粋無垢な男の子。
そんな「ギャップ萌え」の極致を行く劍奈ちゃんの冒険、その原點がここにあります✨
最新話では、小一のケントくんが四駅分も自転車を漕いで迷子になるという、誰しもが持つ「あの頃の記憶」を呼び起こすエピソードが描かれています。
泣き虫で、でも誰よりも勇敢な少年が、深い谷底で「來國光」という運命に出会うシーンは、正に王道ファンタジーの醍醐味!
TS(性転換)ものが好きな方はもちろん、一人の少年が英雄へと成っていく成長物語を求めている方に、心からお薦めしたい一作です。
読み進めるうちに、あなたもきっと劍奈ちゃんの「初めての冒険」を応援したくなるはず! …続きを読む - ★★★ Excellent!!!君が泣いた夏に、世界が少し優しくなった
花火の火玉が儚く落ちた時、
浴衣姿の美少女・剣奈は心の奥底から言葉を漏らした。
「ボク……女の子の服で学校に通うんだ」
その一言に詰まったのは、希望と不安。
勇者であり、かつては少年だった彼女は、
仲間たちの優しさと絆に支えられながら、新しい一歩を踏み出そうとしていた。
吹き抜ける夏の風、広がる星空、
心を震わせる記憶と、胸を焦がすような祈り。
死者の哀しみに寄り添い、
過去に封じられた怨念に祈りを捧げ、
剣を掲げて「誰かの救い」になろうとする剣奈の姿は、
優しさが強さに変わる瞬間を見せてくれる。
これは、少女が、自分自身を受け入れるための小さな冒険の物語。